第28話 忘れてました。
3/31締切の第17回MF文庫Jライトノベル新人賞第四期予備審査において、落選している作品がありました。
「君はいつまでもそのままでいて欲しい」
ですね。一応、ご報告。と言うか、書いてないと自分が忘れるんです。
さてこの作品、問題があるとすれば性的表現でしょうか。冷静に考えてみれば、10代読者に対してこれはないだろうなと、思います。これ、30代より上の、おっさん向けだって思いますね。
この辺をもう少しマイルドに書きなおさねばいかんなと思ってます。そしてもう少し、JK女性陣を活躍させると良いなと思うのです。まあ、書き直すつもりですが、時間が取れるかどうか、ですね。
そして、今、リメイク版に取り組んでいる「俺の愛しいアンドロイド」ですが、やはり壁にぶち当たってしまいました。
この物語は、萩市に設置される予定だった、イージス・アショアが舞台となります。あのまま計画が進んでいればよかったのですが、昨年、ミサイルのブースターが基地の敷地外へ落下する可能性が否定できないとの理由で、計画が白紙撤回されました。秋田の方は、何か反対派が大活躍してまして、萩の方では何か、反対派が滑っている感じでした。県議の選挙でも、争点にすらなっていなかったのでww
あのまま押せば、萩は設置できたんじゃないかって思うのですけどね。計画は白紙撤回となりました。
さて、困ったのは私です。イージス・アショアを舞台にしてるのに、無くなってしまったらね。困るんですよ。
そこで、代替案を検討しましたが、海上イージスよりも、地上で打ち上げる方がSF的で面白いんじゃね? って結論になったのです。
イージスから発射されるミサイルはRIM-161スタンダード・ミサイル3です。通常SM-3と表記されていますね。
実はこれ、四段なんすよ。ブースター三段と弾頭部分ですね。問題になったのは、ブースターの一段目。これが基地周辺に落下するかもしれんって事でした。あれ? じゃあ三段目と二段目はどうなん。日本で北朝鮮のミサイルを迎撃するとしたら落下するのは海上だから、これならええの?
いや、ええわ。俺はブースター無しで打ち上げちゃる。
そこで考えたのが外燃機関。外燃機関ってなあに? って思う人、多いと思いますが! まあ、理屈はわりと簡単です。
レーザービームを凹面鏡で反射させ、焦点部分に発生する高熱で空気を爆発的に膨張させ推進する方式です。大気圏内ならば燃料は不要、大気圏外では膨張する推進剤を必要とします。
つまり、一~三段目のブースターを省略して外燃機関に置き換える。ブースターを切り離すことなく、弾頭は目標に命中するわけさ。ふふふ。
問題があるとすれば、高出力のレーザービームを実現できるかどうかなんだけど、そこは近未来小説だから勢いで行ける。ははは!
と思ったんだけど、問題があった。
これ、目標に命中させるまでレーザービームを照射し続ける必要があるじゃん。
つまり、連射できんのよ。
ミサイルが一発ならいいんだけど、そんな事ないよね。普通は迎撃されることを想定して、複数発射するはずだから。考えていたのは、1モジュール8本のミサイルに対して、レーザービームは一本。あ、これ間に合わねえよ。外燃機関を一段目だけの代替にするならある程度連射できるって考えたけど、これ、凹面鏡部分を切りはなさないと、次のロケットが噴射できねえ。つまり、外燃機関のブースターが落ちてくるんですね。ロケットと同じじゃん。
どうする俺?
何を使う?
とすると、レールガンか。電磁気力(ローレンツ力)で物体を打ち出すアレだ。これならイケるかも?
しかし、レールガンの施設って、イージス艦を建造するより絶対に高価な気がするんだよな……。それを言うなら、外燃機関のレーザービームも同じか。要は、コスト無視して海上に設置するか、イージス艦を増やす方が現実的なのか? そうなのか??
もうちょっと考えよう。
個人的には外燃機関の方がオリジナリティが高い気がするんで採用したいのだけど……難題が多い。レールガンは案外ありきたり。
うーん。もうちょっと考えよう。
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