第三話 恋愛ゲームと君の笑顔

はぁー今日は、ラブエグレッスンの発売日だ。買いに行かないと。

え、神田さんと何か進展あったって?

そりゃあ喋れるようにはなったよ。

うん、悲しいことにそれだけ。

それはさておき。

今僕は、ゲームショップKEOに向かっています。お、ついた。

ゲームの前に行き、ゲームを取ろうとすると、

「あっ」

隣の女性と、手が当たってしまった。

「すいません、あ、中間あんたもラブエグレッスン買いに来てたの?」

「ああ、なんたって僕の好きな来春さんの作った恋愛ゲームだからね。」

「私も好きなの、来春さん。意外と気が会うのね。少し悲しいは。」

「一言余計だ、アホ。」

そう言い、頭を叩くと、神田さんは頬を赤らめ、

「何すんのよ、バカァ」

と言った。

なんて可愛いんだ。可愛すぎる。

「おい、中間キモい顔さんじゃねえ。」

「うるせーなー。普通の顔だろ。おい。」

なにこれ、ツンデレヒロインと主人公とのイベントっぽい。

「おい、だからそのキモい顔やめろ。」

「すいません調子に乗りました。ごめんなさい。」

「まあ、許してあげる。」

それにしても、神田さんって顔すげー可愛いよな。なんて考えてると、

「今からうちでやってかない。ラブエグレッスン。」

「いいのか?」

「いいわよ。」

「え、えぇぇぇぇぇぇぇぇ、やったぁぁ。」

「ちょっと、今いやらしいこと考えたでしょ。」

「考えてねーよ。」

本当は考えたということは、僕だけが知っている。

つーか女の子の部屋行くの初めてだは

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