第6話 破壊神の城
※閻魔
は?城?なんで?
俺はこんな城知らないぞ。
閻魔「これは?一体?」
司教「これは貴方様が封印された後、貴方様の
配下と共に創り上げたものです。
いつか貴方様がお戻りにることを願って」
なるほど。加護与えてるとはいえ、城や町並みが
こんなに綺麗にできる魔力があるとは見えないし。
司教「ここではなんですから、中へとお入り下さいませ。貴方様にお話したいことがございます。」
と城の中へ入っていた。
数分後。
俺は司教の案内で、奥の部屋へ入った俺は
司教にここで待つように言われた。
見回すと絵や剣などが並べられている。
俺が生きていた頃と違う。
それにあの仮面は…
するとノックの音がした。
閻魔「どうぞ。」
司教「お待たせしました。破壊神様。」
もう神ではないのに…
閻魔「まだ俺を神と呼ぶのか。」
司教「はい!。貴方様は我々にとって崇拝すべき神様ですから!」
と目がきらきらしている。子供なら分かるが、
老人にきらきらさせられると、
少し気持ち悪い。
閻魔「話というのは?」
司教「おお!そうでした!興奮してつい…」
と真顔で説明し始める。
司教「まずは、貴方様が封印されてからの私達の事や貴方様の配下やそれと、
今の世界の事について。」
司教「まず貴方様が封印された後、他の神々達は
貴方様の作った物や加護を持った人々を跡形もなく蹂躙されました…」
なるほど、あいつらは余程俺に生きてほしくないらしい。
閻魔「でもあんたらは生きてるだろう。」
司教「私らが生き残れたのは貴方様の配下が
身を挺して守ってくださったのおかげです。」
閻魔「俺の部下たちは?」
司教「何名か今も生きておいてです。ですが、
神々との戦闘も激しく、消されてしまった者も…」
閻魔「そうか…」
いくら俺の部下とはいえ、神全員とはやり合えないだろう。
司教「なんとか生き延びた私共は、配下に従い身を隠していました。でも何処まで逃げても奴等は追ってくる。」
まぁ、加護がある以上徹底的に潰そうとするからな。
閻魔「話はわかったでは…」
と話を終わり、少し見て回ろうと
外に出ようとしたとき、
閻魔「?」
なにか巨大な魔力を感じる。この感じは…
追いつかれたかそれとも、尾行された。
閻魔「おい。教祖」
教祖「はい。」
閻魔「離れろ。今すぐ。」
教祖「何をおっしゃ…」
すると教祖が閻魔に聞こうとした瞬間、体切り刻まれた。
閻魔「遅かったか…」
???「これはこれは、破壊の神…いやただの裏切りものがなぜここにいる?」
閻魔「それはこっちのセリフだ。風の神。」
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