帰ってきた彼女とライン友達な俺

久野真一

第1話 昔馴染みがこっちに帰って来ることになった

 今日は三月三十一日。明日になれば、俺も晴れて高一になる。

 のだけど、そんな事がどうでもいいくらい、俺は浮足立っていた。

 昔馴染みのなっちゃんこと後藤ごとう菜摘なつみが帰ってくる。

 それは、俺の心を浮足立たせるのに十分だった。


「なんか、この三年間、長かったようで短かったな」

「私は、長く感じたよ。ずっと、宗語しゅうごに会いたかったから」


 スマホ越しに、会話を交わす俺たち。

 その言葉にドキンと心臓が跳ねるのを感じる。

 落ち着け。昔馴染み、あるいは親友としての言葉だ。


「そうだな。俺も会いたかったよ」


 俺、前崎まえざき宗語しゅうごとなっちゃんの縁は深い。

 小一の時に、近所に引っ越して来た彼女と仲良くなったのが始まり。

 それから、二人でよく遊ぶ日々が六年間も続いた。

 きっと、相性が良かったんだろう。


 彼女の両親の都合で、遠方へ引っ越さなければいけないのは辛かった。 

 一家総出で、なっちゃんの送別パーティも開いた。

 そして、前日の夜に、俺となっちゃんは重要な誓いをした。

 その誓いは、今も続いている。


「荷物は、こっちに来てるので全部か?」

「小物とかは実家に置いてるけど。全部だよ」

「そっか。しかし、菜摘と一つ屋根の下か」

「宗語、エッチな事考えてない?」


 う。少しは考えなかったといえば嘘になる。


「いやいや、全然考えてないって。菜摘は親友だろ」

「……そ、そうだね。でも、別に怒らないよ?」

「エッチなこと考えてても?」

「高一になったら、考えるのが、普通、だと思うし」


 なんだか照れくさそうな声。


「とにかく、考えてないって。だから、安心して来いよ」

「うん……」

「それに、父さんも母さんもいるから。大丈夫だって」

「う、ううん。別に宗語の事疑ってるわけじゃないよ」


 あわあわと弁解しだす菜摘。

 思春期の三年間、俺達は一緒に居なかった。

 電話では楽しく話すことができた。

 ラインでも、漫才のような会話を繰り広げていた。

 でも、いざ会うとなると少し不安になる。


「そっか。とにかく、明日、楽しみにしてるから」

「うん。午後一時頃には到着すると思うから」

「じゃ、駅に迎えに行くな」

「そ、そんな気を遣わなくても……」

「親友が久しぶりに帰ってくるんだ。それくらいさせてくれよ」

「じゃ、じゃあ。お願いするね」

「ああ。明日、楽しみにしてるな」

「うん。私も楽しみにしてる」


 こうして、彼女が帰ってくる前夜の会話は終わった。


「なっちゃん、どんな感じになってるんだろうな」


 中学の三年間、遠方の彼女と俺はラインを通して色々やり取りをした。

 それは、悩み相談だったり、お互いの学生生活だったりと、色々。

 ただ、一つだけ、彼女が許してくれなかったことがあった。

 それは、彼女の写真を見せてもらうこと。


「電話で話してるし、今更だろ。別にいいじゃんか」


 と言ってみたことがあるけど。


「駄目。私、写真映り悪いし。それに、これは私の誓いだから」

「ほんと、変なところで、なっちゃんは頑固なんだから」

「……そういうところもわかって、付き合ってくれてるんだよね」

「そうだけど。じゃあ、いつか再会出来ること、楽しみにしてる」

「うん。楽しみにしてて。驚かせるくらい、変わってるから」


 そんな楽しそうな声が印象に残っている。


(しかし、本当、短いようで、長かったのかもな)


 俺たちの関係は、少し特殊だ。

 だって、離れれば、お互いの生活で手一杯なのが普通だろう。

 でも、俺達は毎日のように通話して、色々を話し合った。

 だから、彼女が嫌がらせを受けたことがあったのも。

 お互いの成績が何だの、色々とお互い打ち明けあっている。


(とにかく、明日になれば再会出来るんだ)


 彼女は、一体、どんな風に育っているんだろう。

 通話もラインもさんざんしたけど、容姿だけは想像出来ない。

 だから、明日の再会は楽しみだ。


 と、明日の親友との再会を楽しみにしつつ、眠りについたのだった。


◇◇◇◇


 そして、翌日の午後一時……より三十分前。

 俺は、彼女が来る予定の駅のホームに、突っ立っていた。

 わざわざ、入場券まで買って、ホームに入ることにした。

 だって、電車から降りてくる彼女を一番に迎えたかったから。


(自分のことながら、ちょっと早過ぎるけど)


 でも、それでも、浮足立つのを抑えられない。

 

(落ち着け、落ち着け)


 逸る心を落ち着かせる。

 これで、なっちゃんが冷静だったら、笑いものだ。

 

(無心、無心)


 出来るだけ何も考えないようにして、三十分を過ごしたのだった。

 そして-

 目的の、午後一時着の電車が止まる。


「あ、宗語しゅうご……」


 ホームに降り立った美人さんの一人が、つぶやく。

 え?これが、なっちゃん?


「ええと、なっちゃん。だよな?」

「うん。菜摘なつみだよ。どう、かな?」


 少しはにかんで、感想を求められる。

 記憶の中の彼女は、ボーイッシュだった。

 髪は男子並みに短かったし。

 それに、ズボンにTシャツを好んで着ていた。

 それがどうだ。


 丈が長いスカートに、上はカーディガン。

 髪の長さはセミロングといったところ。

 でも、おっとりさを感じさせる瞳や、すっとした鼻筋はそのままだ。

 睫毛や頬は……化粧だろうか、おめかしした感じだ。

 スレンダーな体型だけど、出るところは出ている。


「正直、すっごく驚いた。美人……だと思うよ」


 あまりにも変わった彼女に俺は驚きを隠せなかった。

 口から出たのは平凡な褒め言葉。


「どう?私も、この三年間、自分を磨いたんだよ?」


 どこか誇らしげだ。


「ああ、もう完敗だよ。ところで、俺への感想は?」

「宗語もすっごく似合ってる。それに、鍛えてるし」


 なんだか、率直な褒め言葉が恥ずかしい。


「ふふ。別れる前の宣言、これなら果たせるかな」

「ああ、なんか言ってたな」

「その辺りは、今夜辺り言うから」

「今だと駄目なのか?」

「駄目。重要な事だから」


 彼女は頑固なところがある。

 まあ、今夜には話してくれるなら、待つまでだ。


「よし、じゃあ、家に案内するな」


 と、昔の癖で、つい、手をつないでしまう。


「あ……」


 なっちゃんの戸惑ったような声。俺は失策を悟った。


「あ、悪い。高校生になるのに、これはないよな」

「う、ううん。恥ずかしいけど。このままで」


 うつむいて、恥ずかしげな、なっちゃん。


「そ、そうか。じゃあ……」


 通話でずっとつながっていたけど、距離感が狂う。

 鼓動を必死に抑えようと努めながら、家への道を案内する。


「でも、ほんと、宗語のご両親には、感謝だよ」

「たまたま、部屋が一室空いてただけ。あんま、気に病むなよ」

「……でも」

「気楽に過ごしてくれた方が、俺も母さんたちも嬉しいからさ」

「うん。お言葉に甘えるね。でも、やっぱり、宗語は変わってないね」

「うん?」

「そうやって、気遣いが細かいところ」


 今度は、俺をまっすぐに見つめて、言ってきた。


「ありがとうな。これから、三年間、一緒だし、寛いでくれ」

「宗語が狼にならなければ、ね」


 クスっと笑っての冗談。


「さすがに、親友に手を出したりしないって」

「……宗語のいいところでもあるけど、悪いところでもあるよね」

「どういう意味だ?」

「答えてあげませーん!」


 何やら膨れっ面だ。親友だから手を出さないって、何かまずった?

 でも、なっちゃんは笑顔で楽しそうで。なら、それでもいいか。


「宗語の家、全然、変わってないね」

「一軒家だし。多少の修繕はしてるけどな」


 入れよ、と促す。


「お邪魔しまーす」

「そこは、「ただいま」だろ?」

「そうだね。ただいま、宗語」

「ああ、おかえり、なっちゃん」


 二人揃って、家に帰宅する俺たち。

 これから、楽しい日常が始まりそうな気がする。


◇◇◇◇


「なっちゃんも、ほんとお久しぶりねー」


 にっこりと母さんが、語りかける。


 まだ初春なので、少し肌寒い故か鍋パーティーの我が家。

 垂れ幕には「なっちゃん、おかえり」と書いてある。

 

「ほんと、ここまで歓迎してもらって、嬉しい、です……」


 垂れ幕はやり過ぎだっただろうか。

 でも、なっちゃんは嬉し涙という感じで、良かった。


「これから三年間はなっちゃんの家でもあるんだからな」

「う、うん。ほんと、ありがと。宗語。色々予想外よ」


 再会したばっかりの時は容姿の変わりぶりにびっくりした。

 でも、涙もろいところも、昔っからで、やっぱり彼女は彼女だ。


「いやー、まるで娘が出来たみたいで嬉しい限りだよ」


 ビールを飲みながら、機嫌良さげにしているのは父さん。


「あなたも、妹を作りたいって言ってたわよね」

「え。そんな事言ってたのか」

「ええ。結局、兄妹は出来なかったけどね」


 知られざる真実という奴だ。


「じゃあ、一つ部屋が空いてたのって、妹のため?」

「一応、ね」

「ほんと、何から何まで。ありがとうございます」


 まだ気後れしているのか、ぺこぺこ頭を下げる彼女。


「だから、自分の家だと思ってくれよ。畏まられると落ち着かない」

「そ、そうだね。なるべく、努力、するから」


 その言葉に、家族揃って大爆笑。

 

 なっちゃんの歓迎会が終わったその夜。

 彼女も疲れているだろうと、早めにお開き。

 今は、彼女の自室で荷物整理やら何やらしているはずだ。


(なっちゃん、なんていうか、すっかり女の子って感じだったな)


 本当に、再会した時は思わずドキリとしてしまった。

 でも、少しシャイで、内気で、義理堅いところは昔のままだ。

 だから、電話で、ラインで交流した彼女は嘘じゃなかったと思える。

 

(ほんと、なっちゃんが、俺と同じ志望校受けるってのもビックリだった)


 中三の頃、当然のように俺たちは志望校の話をした。

 その中で出てきたのが、「私も宗語と同じところ行く!」という発言。

 正直、嬉しい気持ちもあったけど、その裏にある気持ちは未だにわからない。

 親友とまた過ごしたいのか。あるいは、それ以上の何かなのか。


(ま、その辺は明日以降になればわかるか)


 ベッドに寝っ転がって、そう結論付ける。

 ふと、トントン、というノックの音が。


「入っていい?」

 

 なっちゃんの声だった。


「ああ。遠慮するなよ。俺たちの仲だろ」

「じゃあ、お邪魔、します」


 と言って、少し控えめに入ってきたなっちゃん。

 桃色の、もこもこしたパジャマがとても可愛らしい。

 絵柄が桜を象っているのも、彼女らしい。


「何か話か?遠慮なく相談に乗るぞ」


 通話で、あるいはラインで、さんざんしたことだった。

 女友達との関係とか、あるいは告白されて困った事とか。

 志望校を巡って親子喧嘩をしたとか。本当に色々だ。


「うん。中学に上がる前の、誓い、覚えてる?」


 真っ直ぐに俺を見据えての、問いかけ。


「もちろんな。ずっと、俺は友達で居られたか?」


 誓いの一つはそれだった。

 離れても、ずっと友達。きっと、ありがちな事だろう。

 でも、そんな実の伴わないものじゃなくて。

 楽しい事も、悲しかった事も、色々共有しようと。

 そんな誓いだった。


「うん。時々、不安に思うこともあったけど……」

「そりゃそうだよな。電話だけだと限界はあるし」


 こうして、顔を見て話すのとは違うと実感する。


「でも、いつも、宗語とはいつも側に居られた気がしてる、から」


 少し照れくさそうな声で、はにかみながら。


「う、うん。それはありがたい」

「だって、私が通話した時、一度も留守電とか、出ないことなかったし」

「あ、あー。まあ、親友からの電話だし」


 俺としても、彼女との通話は一時の楽しみだったのだ。

 ただ、それだけの話。


「でも、私は、欠かさず、繋がっていられたの、本当に嬉しかった、の」 


 少し涙ぐみ始めて来た。もう、本当、涙脆いんだから。


「それ言ったらお互い様。なっちゃんに電話したら、必ず出てきただろ」

「それは……私も、楽しみだったから。それだけだよ」


 そっか。なっちゃんも同じく思ってくれてたんだ。


「じゃあ、お互い、楽しみだったということで」


 色々むず痒くなってきたので、強引に話を打ち切る。


「あの。宗語の隣、行っても、いいかな?」


 え。今、俺はベッドの縁に座っている。

 その隣になっちゃんが。嫌が応にも意識してしまう。

 ただ、なっちゃんは、変な意図じゃないだろう。

 だから、俺は努めて落ち着いた声で、


「ああ、どうぞ、どうぞ」


 と、俺の隣を勧めたのだった。


「ね。私たちが他にした誓い、覚えてる?」

「他には、絶対に再会するだっけ。叶っちゃったけど」


 志望校をこっちにしたのもその誓いあってのことだろう。


「うん。それと、再会したら、伝えたいことがあるって。言ったよね」

「ああ。確かに、言ったな。教えてくれるのか?」


 夜の公園で、大人の目を抜け出して、二人でベンチに座っていた。

 その時に、「誓いが果たせたら、伝えたいことがあるの」と言っていた。

 彼女の瞳はとても真剣で、今、伝えないのはよっぽどだろうと当時でも思った。


「あのね。私は、宗語の事がずっと好きだったの」


 一息吸って、吐いた言葉は、予想通りのようなそうでないような。


「そっか。でも、なんで、あの時に言ってくれなかったんだ?」


 嬉しいはずなのに、返した言葉はそんなものだった。


「だって。あの頃は、お付き合いとかもよくわからなかったし」

「確かに、そりゃそうだな。俺もよくわからなかった」

「だから、それは再会してから。そう決めていたの」

「でも、他にも理由あるよな。誓いが果たせたら、っていうの」


 それが、少し引っかかっていたのだ。


「だって。遠くに言っても友達だって。そう口で言うのは簡単だもの」


 彼女が言うと言葉の重みが違う。


「まあ、一部の奴除いて、なっちゃんの事忘れてるよな。薄情っていうか」

「薄情というより、それが普通だよ。きっと」


 どこか諦めたような声。


「つまり、あれか。俺と、離れても友達で居られるか。確かめたかったと?」

「うん。ごめんね。なんか、試すような言い方になっちゃって」

「いや。なっちゃんの立ち位置考えたら無理ないって。昔から、内気な方だったし」


 「同窓会でもやろう!」と言い出すタイプなら、また違っていたのかもしれない。

 ただ、彼女は寂しく思いながらも、言い出すことは出来なかった。

 俺にだけ語ってくれた、ちょっとした愚痴だった。


「それで、私は、三年間離れても友達で居られたし。それ以上になってみたいの!」


 頬を真っ赤にしながらも、実に情熱的なことを言われてしまった。

 しかし、嬉しいし、もちろん、そういう妄想をしたこともあった。


「でも、本当に俺でいいのか?三年間、一度も会ってなかったのに」

「うん。だって、宗語は、私の今の姿を知らなくても、友達で居てくれたでしょ?それで信じられないなら、きっと、誰も信じられないよ」

「あ、そっか。写真を見せたくない、と言ったのは」


 ようやく、彼女の真意がわかった気がする。


「試すような形になってごめんね。容姿だけ見て、告白する人、いっぱい居たし」

「それ絡みで嫌がらせ受けた話もあったしな。男子警戒するのはしゃあない」


 中学時代、それは多くの男子から彼女は告白されたらしい。

 ただ、その全部をばっさりとお断りしたことから、要らぬ反感を買って居たとか。

 それで、憧れの男子を振った彼女に嫌がらせした女子も居たらしい。

 ついでに、その女子の取り巻きだった男子も嫌がらせに加担したことも。


「宗語はどう、かな?自分で言ってても何だけど、性格は地雷だと思うよ?」


 まあ、写真の件といい、色々試していたのは、人によっては、嫌かもしれない。


「地雷って、そんな自虐しないでも。でもな。きっと、思い違いしてるぞ」


 だって、それは、昔から引っ込み思案だった彼女の素なんだから。


「思い違い?」

「なっちゃんはなっちゃんだってこと。俺はそれ以外の目で見てないよ」


 内気で、臆病で、試したがりで、でも、誰よりも真面目で、義理堅い。

 そんな彼女の本質は、全然変わってない。


「そっか。その、ありがとね。私、宗語の友達で、ほんと、良かった」


 と言って、今度は涙をぽろぽろと流して大泣きしてしまった。


「もう、なっちゃんは泣き虫なんだから」


 少し、昔の事を思い出して、優しく髪の毛を撫でる。

 

「と、ところで。実は、もうひとつ、思っていたことがあるんだけど」

「ここまで来たら、いくらでも」

「やっぱり、恋人になったら、キス、してみたかった、の」

「なんだ、そんな事か。俺だって、したいと思ってたぞ?」

「嘘!凄い冷静だもの」

「いや、俺だって、今、自分を抑えてるだけ」


 だって、この場面で紳士的に振る舞えないのはかっこ悪い。


「じゃ、じゃあ。ん……」


 こちらを見て、目を閉じて顔を近づけて来る。

 今更、心臓がバクバクと言ってくる。全然、冷静じゃないぞ。

 でも-

 額から汗を流しながら、チュっと短く唇を重ねたのだった。


「その。すっごく良かったよ。キス」

「あ、ああ。俺も」


 お互い、顔が真っ直ぐ見られない。


「でも、あと数日したら始業式なんだよな」

「一緒のクラス、に、なれたら、いい、な」

「俺も、同じこと考えてた」


 そりゃ、出来たばかりの恋人とはいつも一緒に居たいに決まってる。

 

「すっごく嬉しい。でも、同じクラスになれなくても大丈夫だよね」

「ま、な。三年間、電話とラインで大丈夫だったんだ。ヤワじゃないさ」

「そうだね。これからもよろしくね、宗語!」


 昔、よくやった友情を確かめ合う儀式。

 こつんと拳を合わせあったのだった。

 これからの高校生活、何があるんだろうか。

 そんなワクワクする気持ちを抱えながら。

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