第55話 最近のアニソンはJPOPに負けじと素晴らしい
普段、マニアックな音楽を耳にする私だが、聴くのはゲームやロックの曲が中心で、アニソンというジャンルの型にはハマったことはなかった。
アニソンファンに対して失礼になるかも知れないが、アニソンと言えば、子供っぽくて暑苦しくてストレートな語源を吐く歌として、どうも毛嫌いをしていたのだ。
だが、そんな中でも私が衝撃を受けたアニソンもいくつかある曲があった。
アニソンも日々進化している。
最早、普通のJPOPと変わらないのだ。
今回は、そんな誰もが驚く最近のアニソンおすすめの曲を私的に紹介しよう。
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3位、未熟DREAMER
言わずと知れた『ラブライブサンシャイン』からのスクールアイドルグループAqoursからの曲。
ラブライブの曲はどれも人気があるのだが、私的にはこの曲を一押しする。
バラード調で、応援の歌詞で迫るこの曲は発表されてからも幾ばくか時は過ぎるが、いつ聴いても励まされる名曲である。
2位、Sing My Pleasure
オリジナルアニメ『Vivy』のオープニング曲で、音源が発売した時点でアマゾンのアニメ音楽の売り上げ一位になったアップテンポな曲。
出だしからサビの歌声を放つ衝撃的な展開で、とにかく歌い方がうまく、巧みに裏声を使い分ける気鋭の新人、八木さんの歌唱力に唖然とさせられる。
これがアニソンか!? と驚き、当初、アルバムを手にしてから狂ったように聴いた曲でもある。
ちなみに歌詞は小説的な言葉で綴られ、哲学的っぽくて色々と考えさせられる。
1位、song for you
スマホゲームで人気がある『アイドリープライド』のアニメからの昔懐かしい歌謡曲のようなイメージを持つバラード曲。
アニメでは最終話で流れるのだが、最終話を観た方なら、その映像がリンクして思わず泣いてしまいそうな曲でもある。
光になって消える前に、大好きなあなたにこの歌が届いて欲しいという切ない歌詞。
ボーカルはあのアニソン界で有名な神田沙也加さん。
これで心が震えないはずがない。
残念ながらこの曲が収録されたアルバム『奇跡』の初回映像特典は、この曲はフルコーラスではなく、一番の歌詞のみなのが惜しい。
しかも、このタイトルの曲で検索すると色々なアーティストの曲で引っかかるので、一体どの曲なんだ? と混乱してしまうこともある。
しかし、過去に様々なアニソンを聴いてきたが、この曲はゲーソンにも気色が似ていてとても良い。
ゲームのことはよく知らないが、アニソンでも強烈な個性を放つ楽曲である。
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──以上で最近のアニソン事情というものを私流に紹介してきた。
アニソンと言えど、無数の曲で溢れているが、元々アニソンはアニメを盛り上げるために作られた曲なので、名曲が生まれてもおかしくはない。
アニソンは日々進化しているのだ。
マニアックな曲だからと思っていたら痛い目に合う。
本当に罪な音楽ジャンルだ。
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