第44話 若者から教えられた「生きる」ということ
今年も24時間テレビが放送されました。
そして、今回もその番組のドラマを観ました。
毎年恒例で観ているのですが、今回の内容は私の胸を揺り動かす内容でした。
私よりも若い高校生達が学業をしながらバイトでお金を稼ぎ、家庭にお金を入れながら毎日を生活する。
その内容を観ていて、私は一体何をしているんだろうと思いました。
この歳で定職にも就かずにバイト生活ですよ。
何がしたいのでしょうね。
将来は書籍化されてプロの小説家になりたいと語っていましたが、この世の中には星の数ほどの小説家がいて、プロなんて私には到底無理だなと感じていました。
小説家は好きです。
文章を綴るのも大好きです。
アマチュアでも構いません、これからも続けたいです。
趣味でやる分には誰も文句は言わないでしょう。
でも現実を見てください。
あの24時間テレビのドラマのように10代の若い子達が、きちんとした将来設計を立て、未来を生き抜くためにちゃんとした職業について生活をし、毎日を精一杯生きています。
それに比べ、私はバイトをして、帰ってきたら家事をしながら小説を書く。
この時間帯にも必死になって働いている人もいるのに……。
ですが、掛け持ちのバイトは苦手です。
私にはそんな体力がないので直ぐにへたってしまいます。
それに保険とかもありませんし……。
……そう考えていた私ですが、実は一ヶ月前から、既に就職に向かい動き出していました。
ついこの前、職業安定所の人がわざわざ話を持ちかけてくれたのです。
まだ若いから雇用や労災、社会保険とかがついた、朝八時からの実働八時間のフルタイムの職業をしてみないかと。
それに今のバイトの給料では生活もカツカツでしょう? とも言われ、どんな職業がいい? と聞かされました。
私が緊張で口が出せないなか、私の過去の就職リストを見たのか、色々と自分にできそうな仕事を教えられました。
それから話は順調に流れ、安定所の人が色々と探してみると朗らかな笑みを浮かべ、『まだまだ、君は働き盛りだから大丈夫』と背中を押されました。
そういうわけで今、やっているバイトはいずれ辞めることにしています。
私からに見たら今のバイト先も素敵な会社だと思いますよ。
でもここでも匂うんですよね。
パワハラという2文字が。
ずっと勤めていて言葉や、心身の暴力をうける時もあり、正直、ここには長く居れないなと感じてます。
朝も少し早い(早朝)ですよね。
おまけでそれで毎日寝不足なので、仕事での小さなミスも多い。
元々、朝方人間ではないので無理です。
このままだと寝不足で体を壊します。
当初はコロナで会社を辞めて、次の仕事に向けての穴埋めに入ったバイトですからね。
次の定職が見つかるまでは、きちんと働かせてもらいます。
これからもよろしくお願いします。
でも、就職しても小説は書きますので安心して下さい。
フルタイムで働きだすと更新頻度は遅めになりますが、仕事帰りや休日の合間などにちょびちょび書いていこうと考えています。
そして、いつの日か書籍化を目指して頑張ります。
皆さん、応援よろしくお願いします。
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