第3章 2021年、6月の呟き

第24話 本当はTwitterであげる予定だった小ネタ集(4)

 久しぶりに公開します小ネタ集です。

 初夏ならではの爽快さでお届けします。


 それではスタートです。


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 その12

「お父ちゃん、私、お酒飲めるようになったんだよ」


 そうか、この娘を大事に育てて、もうそんな年齢になったのか。

 あんなことやこんなこと。


 砂でできたハンバーグを無理矢理食べさせられそうになったりと……色々とヤンチャな頃を思い出すなあ。


「おお、遠い地へと旅立つ娘よ。この際だからレンタルされてくれないか?」

「お父ちゃん、私、まだ未婚だから大丈夫だよ。それにちゃんと私の話聞いてた?」


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 その13

 この世の中には『一途ビッチちゃん』という漫画がある。

 タイトルからして怪しげな雰囲気だが、中身はごく普通の恋愛漫画である。


 例え、お隣さんのブースが成人コーナー取り扱いの場所でも、その漫画はキラキラと輝いていて……。


 ……いや、店員さん、そんな場所では余計に買いづらい。


 タイトルからして、置き場を間違えたな……。


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 その14

「何か、食べて元気になるようなものないですかね。ちなみに飲み物は駄目っすよ」


 焼き肉を食え。


「なるほどっすね。でも今月、合コンばかりで金欠で。先輩おごってくれない?」


 自分の金で安い焼き肉を食え。


「先輩、ケチっすね。折角、可愛い女の子の情報をもって来たのに」


 ごめん、一緒に食べようか。

 懸賞で当たった松阪牛を。


「ほんとケチっすね。あくまでも自分から、お金は出さないんすね……」


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 その15

 さて、大人気(このくだり必要?)のファイナルファンタジー6ネタです。


 巨大な魔列車さえもメテオストライクという技で豪快に投げ飛ばすマッシュ。

 今度は昔、お世話になった偉人の数学教師に対し、その技をかますのだった。


「それでマッシュ選手。今回、この技を先公に決めてみたいと思ったきっかけは何ですか?」

「ああ。サイン、コサイン、タンジェントって何の役に立つんだよって聞いたら、そんなのお主の人生の架け橋に間違いないだろって。だから、お花畑に向けてぶちかました」

「なるほど。お畑でっ面をへし折ったのですね」

「そんな親父ギャグをいう輩も投げ飛ばしたいと薄々感じている」

「おわわ……以上、絶叫生中継からでした」


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 その16

 夏と言えば花火の季節です。

 私はずっと好きだった彼を夏祭りに誘いました。


「あのね、私、ずっと前から君のことが……」

「うん、花火の音でよく聞こえなかったけど何か言ったか?」

「いえ、何でもない……」

「そうか。それよりもさ、次、あの店の食べようぜ」


 はあ、どうして男子って、こんなにも子供なの……。

 おまけに口の周りはソースでベタベタでロマンの欠片もないね……。


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 ──ざっとお届けしました、心に寄りそう涼しげな宅配物、いかがでしたでしょうか。


 それでは、また次回にお会いしましょう。

 

 サラダバー♪

(日本語通訳→さらばだ)




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