能天気物書き作家による、のほほんとしたのどかな日記帳

第23話 お勧めの２０２１年の春アニメ（番外編）

　さて、このコーナー、消化不良な部分がありまして、突然ですが、お勧めの２１年版、春アニメ番外編の紹介です。

　前回のランキングと違い、番外編になりますが、どれも最高な作品です。

　それでは発表です。

　──へい、大将。

　美味しいラーメン（アニメ作品）を一杯おくれ♪

△ゾンビランドサガ　リベンジ

　不慮の事故で死んでからゾンビとなって蘇った女子生徒達が佐賀県を拠点に、女子のみで構成されたアイドル『フランシュシュ』になって頑張る第二期にあたる物語。

　ライブ中は丁寧にメイクをして普通に見えますが、メイクを落としたら、もろ青ざめたゾンビ顔。

　首はしょっちゅう取れたり、驚いて目玉が飛び出したりもハプニングもありあり。

　まさに令和界の死臭が漂うアイドル。

　それに時折流れるアイドル曲の種類も豊富でヘビメタ、EDM、POPなど様々。

　ゾンビですが、これからの彼女達の活躍に目が離せません。

○Vivy －Fluorite Eye's Song－

　人間の姿なのに中身はAI（ロボット）という設定。

　歌で世界を救いたいと願う思考を持ち、人間を相手に歌手を目指しますが、まったく反響のない現実。

　そんな中、１つの意志を持ったロボットと出会い、将来の夢に向かい、立ち向かっていく。

　丁寧に作られた絵柄に加え、バラード多めで落ち着く歌や、バトル描写も見事、しかも話数ごとに物語の目的が変化していく。

　少し残酷な場面もリアルに表現され、映画のような展開です。

　さらに驚きなのは、アニメオリジナル作品で、音楽にあの大御所人物の起用という部分ですね。

◎エデンズゼロ

　前の２作品のような突発さはありませんが、アニメ初心者でも安心して観れる作品です。

　前回の作品からの似たようなキャラが、そのまま活躍する内容なので、前作を知っていればより楽しめます。

　アニメでも前作のキャラの未来図がちらほら。

　おまけに同じ名前と声優さんでのマスコットキャラが登場したりと、初めはこれで大丈夫かな？　と思いきや、観ているとそんな疑問も消えてしまい、売れっ子作者さんの達筆な技術力に魅了されてしまいます。

　しかも今回はスペースファンタジーで宇宙が舞台。

　少年漫画のお手本のような作品で、笑いあり、アクションあり、お色気あり、涙もありと充実。

　内容も安定して面白いですね。

　──さて、もう５月も終わりだけあり、ダイの大冒険やシャーマンキング、バトルアスリーテス大運動会などのリメイク作品（今年は特に多いような……）は外し、個人の見解でバタバタで紹介してきましたが、気になる作品はあったでしょうか。

　もう、夏は目と鼻の先です。

　まだ梅雨明けではなく、ジメジメとした天気が続きますが、好きなアニメを観て、これからも頑張っていきましょう。