第20話 睡眠は大切、寝溜め効果なし

 眠たいのに眠れない。

 現代人の末永い悩みだと思う。


 人間の欲求の1つでもある睡眠。

 それが満足にとれないと、どれだけ不快なことか。

 

 今回は睡眠をテーマに少し綴っていこうと思う。

 もう、この文章を読むだけで眠くなってきたあなた。

 存分に私の魔力(意味不明)にかかっている。


 そう書いている私本人も眠いのだけど……。


 まず、寝る前の環境を整えておきたい。

 入浴は済ませただろうか。

 肩までじっくり浸かるより、ぬるめの半身浴がベストだ。


 体が温まって眠れない印象だが、時間が経つと体の熱が下がり、体が休めるようになる。


 よい子の皆さん、楽だからとシャワーだけでは駄目だよ。

 ……ってよい子は、こんな日記なんて読まないでスルーするか。


 寝る直前までTV、スマホ、パソコンなどに熱中しても駄目だ。

 その画面からブルーライトという有害光線が出ている。


 あのウルトラマンのビビビ光線並みにダメージがあり、睡眠に悪影響をもたらす。


 きちんと寝るのなら控えた方が無難だ。


 まあ、面白くて熱中するのも分かるけどね。


 それからブルーライトカットのシールなどがホームセンターなどで販売しているけど気休めだ。


 全然、効果がないわけでもないけどね。

 興奮してエキサイトしたら効果ないし。


 食事も三時間前くらいに済ませておこう。


『腹が減っては戦ができぬ』という言葉があるが、そもそも休戦をする睡眠には関係ない行為なので、できれば寝る前の食事は避けたい。

 寝ている時に消化器官の動きが悪くなり、体にも悪い。


 どうしてもお腹が空いて寝れないなら、消化の良いゼリーなどの軽いものにしよう。


 では、寝る前に音楽を聴けば良いのでは? という疑問が浮かぶかも知れないが、聴くジャンルによって余計、逆効果になることも。


 好きな曲なら熱中してしまい、いつの間にか目が冴えてしまうことにもなりかねない。

 クラシックなどが良いという説もあるが、どのみち曲調によっては脳を刺激する効果があるから、一概にお勧めはできない。


 そして、毎日寝る時間を決めてリズムをとっておき、眠れなくてもまぶたを閉じておくこと。

 見えるという視角を無くすことによって、脳を休める効果がある。

 この技は昼寝や休憩中などにも使える。


 3、5、7時間などの奇数の時間、眠ると良いという説もある。


 ちなみに一番の安眠の効果が望めるのは紙で読む読書。


 漫画でも小説でもいい。

 頭でイメージしながら活字を読むことにより、脳を疲れさせ、休もうとする状態に持っていける。


 電子書籍はブルーライトが出ているので気をつけよう。


 さあ、ここまで読んで見たあなた。

 最後に忠告する。


 眠たくなるまで床につかない。

 これは大切。


 寝れないで悶々と寝床で過ごして、羊の数を永遠に数えて、眠れずに逆効果になりかねない……。

 

 それでは良い睡眠生活を。





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