第15話 人間関係のカラクリ
ああ、エヴァみたいな表現になりますが、ここにきてストレスケージが急上昇しました。
それは私が楽しみにしていた食事をしている最中、ふと気になった別テーブルで食事をしているマナーの悪い人。
テーブルにひじをついて、足組んで座っておまけにボロボロとご飯は溢す。
あなた、もう全知全能の神になれますよ。
そう、神だから。
それから、『私の質問に答えなさい』と言う人も意味が分からない。
こっちから気兼ねなく話しても『私はそんなこと知らない』って、そっちは答える義務がないってこと?
ナメック星人のような全知全能の神だけに……。
……という感じでこんな風に世の中には自分には合わないなと思う人が必ず出てくる。
だけどそれは仕方がない。
心の中から毛嫌いしていて、人間の奥底に潜む第六感からの影響だから。
嫌いな人と無理に仲良くしないでいい。
仲良しごっこをしても疲れるだけ。
ならば、適度な距離を保ちつつ、向こうが話してきたら言葉を返すくらいが、ちょうどいい。
少なくとも相手から話しかけてくる時だけは、自身のことを伝えるために好意で接してきているのだから。
何、ゲームキャラのつもりなの?
サクラ大戦のような好感度最悪BGMが頭の中でガンガン鳴っている。
気分屋、ワガママ、多重人格。
……と、私にとってこのような性格(特殊スキル?)の相手には手を焼きっぱなし。
扱いを間違えば、大火傷どころじゃすまない。
最近、噴火した桜島のように、触らぬ神に祟りなしだ。
でも、だからと言って、空気と思ってスルーばかりしていたら、喧嘩になったり、可哀想かも知れないから適度に接してみよう。
長い目で見ていくと、その人の良い部分や好きなことが発見できたりする。
だから、こちらから何か話しかける前には、そこの良い部分の引き出しを開けてみる。
そして、話しかける時に好きそうな話題へと上手く持ち込むんだよ。
プライベートはまだしも、仕事をしている時に苦手な相手と当たったらそうしよう。
学生時代とは違い、相手が嫌いだから一緒に仕事したくないではすまないからね。
そこは、妖怪一反もめんのようにのらりくらりと行くしかない。
これ、SNSのTwitterでも一緒なんだよね。
相手のツイートに苛ついてツイートして攻撃し、仕舞いにはそれを炎上させる。
世の中には色んな人がいるからね。
赤の他人通しが呟いているんだから、意見が合わないとか当たり前。
ガリガリ君のアイスも中々当たらないけどね。
まあ、何にせよ、人と関わるには何かしらの犠牲を受けなければならない。
それがコミュ力を鍛えるということだから。
筋トレは一人でもできるけど、コミュ力は一人ではできない。
こればかりは地道に頑張るしかないんだ。
人間関係には悩みが付き物。
それが人間なんだから。
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