応援コメント

第八冊 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』」への応援コメント

  • 宮沢賢治は「注文の多い料理店」を小学生の時読んで以来、
    ホラー作家だと勘違いして、スルーしまくって現在に至ります。
    当然、「銀河鉄道の夜」も読んでません。
    風のうわさで、確か未完の作品だと思い込んでます。
    ところで、幸福論。誰かが言っていましたが、幸福というものを
    自覚的に追求すればするほど、幸福が遠のいていくと言っていました。
    私はなるほどと思い、それ以来、「幸福であるためには」という命題は
    避けてきました。その結果、ちょっと幸せといった感じの人生になりました。
    生きるには時に思い込むことも必要なのですね。

    作者からの返信

    わたしも子どもの頃は宮沢賢治避けていました。『オツベルと象』を読んで、真面目で働き者の象がひどい目にあうストーリーがショックで。最後の一文も意味不明でなんだか怖かったです。大人になってようやく賢治ワールドの良さが分かるようになりました。
    「自覚的に追求すればするほど、幸福が遠のいていく」。
    確かに、理想が少し高いとかえって自分を追い詰めて手の届かないものになってしまいそうですね。
    自分語りしてしまいますが、わたしの幸福論には「幸せは口にすると逃げる」というものがありまして。ひとに今幸せかと聞かれたら「まあ、いろいろあるけれどおかげさまで毎日ご飯食べられて夜眠れてます」ぐらいに答えてます。結婚した芸能人がインタビューで「今すごく幸せです!」と笑っているのを見ると勝手に不安になっています(その後結構な確率で離婚していて「あぁ…」とため息ついたり)。