カクヨム甲子園体験記
朔(ついたち)
カクヨム甲子園体験記
第1話 はじめに
2020年8月。
カクヨム甲子園2020の受付が始まってしばらくした頃、ある高校生作家さんから「プロットの組み方を教えてほしい」というリクエストを頂きました。その後、中間発表を経て12月、同じ方から今度は、「自作に駄目出しをして欲しい」というリクエストがありました。
それぞれ、私なりの回答をさせて頂きましたが、この一連の出来事は私にとって、自分自身の創作スタイルを見つめ直す良い機会になりました。
さて。カクヨム甲子園2020でのショートストーリー部門大賞受賞から5か月。私は未だに新作を投稿していません。にも拘わらず、最近、私の作品を読みに来てくださる高校生作家さんが増えているのは、今年もまたカクヨム甲子園の季節が近づいているからなのでしょう。
未来のカクヨム甲子園出場者達が残していったお星さまやハートマーク。私はそれらをありがたい気持ちで眺めながら、ふと、私から高校生の皆さんに渡してあげられるバトンはないだろうかと考えるようになりました。
もしかしたら、私の二度の受賞体験は、誰かのヒントになるかもしれない。
驕りかもしれませんが、そんな風に感じたのです。
そんなわけで本エッセイは、カクヨム甲子園の頂点を目指す中高生の皆さんに向けた、私からのエールです。一部、鼻につく表現も含まれるかと思いますが、そこは「うっせえわ」と読み飛ばし、役に立ちそうなことだけを拾い集めて持ち帰って頂ければ幸いです。
次回更新は4月29日16時
テーマは「創作のきっかけ」です。
(2021/04/28/11:58 記)
(2021/07/14/12:06 改)
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