第11話 ハッピーライフに変えられるものはない

 沈黙ちんもくの時間は、鼓動こどう高鳴たかなりを強めた。

 精一杯の告白に悔いはなく、彼女達の顔色も悪いものではなかったけれど、ここで待たされるのは心臓に悪い……寿命が縮まりそうだ。

 何分経ったかな? 現実にソフランがかかったように思考が加速して、口の中がカラカラであることを気付かせた。

 そういえば、帰ってから一度も水を飲んでいないな……。

 きっと、女の子二人がかもすフェロモンにでも感覚をにぶらされてしまったのだろうね。

 ここは俺の部屋、密室で充満している事にすら、こんなに思考が速くならなければ気付かなかった。

 やがて、まゆの言葉が目を覚まさせる。


「告白?」

「そうだよ。この後買い物に付き合ってほしいとでも思ったのかよ」


 その言葉の意味は何? 一体、何を考えているのかな……この瞬間の顔は、初めて見るもので俺にも判らない。

 同様に、何も喋らない香夜かやは何を想っているのかな。


「伝えたいことは、無いのか?」

「お返事ではなく、伝えたいことですか?」

「だって、中々返事くれないなら、何か言ってほしいだろ」

「そこで、これ以上待てないというのがれんくんらしいですね。正直、私は待っています」


 りんとした表情が俺と、繭に向けられた。

 言葉が少なくてそれじゃ何もわからないけれど、もしかしたら結末を見据みすえているのかもしれない。


「何を待っているのか、教えてくれるか?」

「繭ちゃんの答えで、私は答えを選びます」

「え……そんなの」

「酷いですか? 大丈夫です。そんな事ありませんから、返事を言って下さい」


 それは、どうなんだろう。

 香夜の魂胆こんたんがわからないが、急かしてくれるのはありがたい……のかな。


「好き。私は、蓮くんも香夜ちゃんも好きだよ」


 そして、繭は淡々たんたんと答えた。

 まるで最初から答えは決まっていたような流れ、香夜はそれを見透かしていたのか。


「選択権をあげると、素直になりますよね。蓮くんは知っていましたか?」

「いいや、知らなった。香夜には、最初からすべて判っていたんだよな?」

「それは、蓮くんもですよね。だから、告白したんでしょう? なら、私の気持ちも答えてください」


 それは、恥ずかしいな。

 

 これは、俺のそんな顔を見たかったからすることなのか? 多分、俺の耳くらいは赤くなっているよ。

 上手く窓から差し込む夕焼けの光で見えないといいけど……。


「……香夜は、俺の事が好き」

「いいえ、違いますよ。間違えています。まだまだわかっていませんね」

「え……?」

「大好きなんですよ」

「……ッ!」


 そう言って、勢いよく俺に抱き着いてきた。

 繭に対して、先に返事をしてほしいと思っていたのは、これが狙いだったのかな。

 繭が性格的に「好き」を飾らないと知っていたから……これは、されるとインパクトあるな。

 おかげで、想いがストレートに心身どちらにも伝わったよ。


香夜かやちゃん?」

「あ、まゆちゃんには悪い事しちゃいましたか? 私の事も好きですから、いいかなって思いました」

「それはそうだけど、急すぎて」

「でも、残念です。蓮くんを押し倒したかったんですけど、力不足だったみたいです」


 急に抱き着いてきたかと思えば、香夜らしくない大胆さがあったらしい。

 香夜の顔は見えないが、すぐ横にいる感覚にはドキドキする。


「コアラみたいになってないで、降りてくれ」

「唇はいらないんですか?」


 をかければ、を耳に吹きかけられる。

 あまりにも魅力的な誘惑だったが、刺激が強すぎたな……俺は逆に冷静になれた。


「今は熱に溺れそうだから、やめておこう」


 俺は代わりに香夜の胸を揉んでいた。

 この行為が俺達の関係を進めるトリガーになっているとは思わない。

 むしろ、スキンシップの一環としてアンカリング効果をしかけたのだから、状況からして逆効果なのは明らかだった

 でも、だからこその上書きをしよう。


「それはいいの? 感心する暇もない……」

「関心しかないの、間違いだろ?」


 繭がジト目で見てきたが、俺の返事に諦めたのか、少し羨ましそうに自分の胸を手で大きく見せる。


「……そうだよ。ほら、なかよししよ」

「素直になったな」


 頭を撫でる代わりに、胸を撫でる。

 すっかり従順になってしまって、ちゃんと見ていてやらないと心配だ。

 好き合っているのだから脱がしても良さそうだが、徐々に鳴らしていく方が効果を期待できそうだ。

 まゆは眠くなった猫のように目を閉じて幸せそうな顔を浮かべる。


「そういえば蓮くん、聞いてくださいよ!」


 そんな時、突如として香夜かやが俺に話し始めた。

 片方の胸を揉まれているのに平然としていて、笑ってしまった。


「なんだ?」

「ふふん、もう見せてもいいと思いまして。これは何でしょう?」


 香夜が見せたのは一枚の写真。

 それは香夜と繭のツーショット写真だった。

 しかし、ただの思い出写真にしては問題があった。


「ちょ……それダメなやつ!」

「ファーストキスはもう済ませたのか……」


 写真では、

 俺よりも先に二人の関係が進んでいたという事か。


「これはノーカウントだよ!」

「いやいや、普通にアウトだ。で、どうしてそんな写真を?」

「どうして撮ったか、という質問に対しては、練習に丁度良かったので。どうして蓮くんに見せたのか、という質問に対しては、以前に繭ちゃんが写真をあげなかったから、その補填ほてんです」

「落胆しているんだが?」

「喜んでくれると思ったんですが、失敗でしたか……」


 相手がどちらも好きな女の子で良かったよ。

 というか、これって片方選んだ時点でゲームオーバーだったのかよ。

 最悪を想像したら、肝が冷えた。


「繭以外とはダメだからな」

「もちろんですよ。ところで三人で一回をしたいんですけど……」

「や、やめておこう。ちょっと、飲み物持ってくるな。お茶でいいよな」

「むっ、いつまでも逃げられると思わないでくださいよ?」


 なんだ、そのヤンデレみたいな言い草は……と、思ったけど香夜が求めているという意思表示はしっかりと伝わった。

 もちろん、逃げたのは俺が意気地なしだったからだけではない。

 実際に接吻せっぷんを想像したら口の中が水を欲していたし、丁度良いタイミングだったと思う。


 なのに、部屋に戻ってもこいつらときたら……。


「さっきの続きですが、最近写真にハマっているんですよ」

香夜かやちゃんがこうなったのって、れんくんのせいだよね……」

「そんなことないだろ」


 確かにまゆのことを撮って、からかった事はあるけど、香夜は見ていただけの筈だ。

 まさか、あれが原因で写真に興味を持ったとかではないだろう。


「もしかして、俺が写真好きだと思ったのか?」

「いいえ。でも、私達の写真は好きでしょう?」

「流石、判っているじゃないか」

「そうだったの……」


 以前なら、繭はここで引くような反応だったのに、何かを考え込む仕草をしだした。

 同じように興味を持ったのだろうかな。


「蓮くんが使えそうな写真を幾つか用意してあるので、小出しにて送りますね」

「まあ、貰えるものは貰っておこう。使えるってのは?」

「はい。使えます」


 使用用途は、何だろう……気のせいだ、俺の想像は、気のせいだ。

 そして、繭は、何か手に持っていると思ったら、俺の隠していたグラビア誌を手に持っていた。


「私も、送る……ね? こんな感じの?」

「おい……あーもう、そういうのは普通探っちゃダメだろ?」


 表紙には銀髪の美人が水着姿で飾られている。

 写真に興味を持ったのではなく緊張していただけだったようだ。


「こんな感じの好きなの?」

「好きだよ。いいだろ……薄い本じゃないんだから」

「ふ、ふーん」


 何だよ……水着に何か思うところでもあるのだろうか。

 キャミソール姿で揉ませてくれたこともあったし、そこまで遜色そんしょくないだろう。

 なんだかよくわからないが、緊張を解してやろうと繭の胸を揉んだ。

 そのこと自体にはなにも言及してこないで、慣れたように目を開きながらだったが、繭は膝元の手をぎゅっと握りしめていた。

 我慢ではないのなら、一体何の合図だろうか。


「ねえ、こんな時だから……っていうのはおかしいかもしれないけど、良い? 大事なお話」

「え、なんだ? いつになく重要な口調じゃないか」


 急に繭の顔が真剣になった。

 俺は繭の膝を枕に顔を見上げ、胸を揉むことも続けながら話を聞く姿勢を作った。

 まさか、繭の家庭の事情とかが関わってくるのだろう……なんて考えたが、さっき告白したので、それは有り得ない。

 香夜は、繭の声音から口を挟んでこない。


「これは、今年のバレンタインデーの話になるね」

「随分とさかのぼったな」

「私が蓮くんを意識しだした話だから、ちゃんと聞いてね」

「あ、はい」


 今の繭は教室で見た雰囲気をただよわせていた。

 そして、


「去年、バレンタインデーでお菓子余っちゃって、ランダムで決まった蓮くんにあげたんだ」


 そういえば、正体不明のバレンタインお菓子を受け取ったことがある……チョコレートではなかったことにインパクトがあり、更に美味しかったことも覚えていた。


「蓮くんは友達に、危険だから捨てておけって言われても、後でしっかり食べていたでしょ」


 違う、あれは東矢が嫉妬しっとでそう言っていると感じたからだ。

 本命の可能性も捨てきれず、拝みながら食した。

 見た目がのようで、確かに知らなかったお菓子だから、不気味ではあった。

 でも、口にすれば市販のよりも美味しかった。

 決して反骨精神と呼べるようなものではなく、本当に美味だったんだ。

 後で調べて判ったそのお菓子の名前は

 ああ、間違いなく繭が作ったんだろうな……よく考えたらすぐにわかるよ。普通あんなお菓子作らない。

 というか、見られていたのかよ……放課後の誰もいないと思っていた教室で物思いにふけっていた事だけは覚えている。

 そうだ、おかしいじゃないか……あの時も、俺は放課後一人だったのだから、それを知る由なんてある筈がないのだ。


「私、モテてたけど、頑張って作ったお菓子も名乗らなきゃ所詮はただのお菓子だってショック受けちゃったの」


 そりゃ、クルタレがあまりにマイナーなお菓子だったからだと思うが……。

 でも、そう悟った理由は何だろう。


「きっかけは?」

「あまり仲良くない他クラスの子からの。みんな、嘘吐きだった……頑張って作ったから嬉しいんじゃなくて、私が渡したから嬉しかったんだって、その時気付いちゃったんだ。だから、イメージを大切にしようって思った」


 繭は、去年の時点で学年一の美人と言われていたから、嫉妬はあったのだろう。

 彼女のイメージを守ろうとする理念はそこから来ていたのだと初めて知った。


「どうかな。男子は、女の子から受け取っただけで嬉しいんだ」

「知ってる。放課後の教室で、他にも幾つかチョコレートを一つ一つ食べていたよね」

「幾つか? あ、ごめんなさい」

「いいよ、香夜ちゃんの疑問はもっともだから。だって、香夜ちゃんもチョコレート渡していたもんね?」


 まゆは突き付けるように香夜かやへとく。

 その事が本当なら、俺にとっても衝撃的な事実なのだが、あまりに出来過ぎていないか。


「え、渡していませんよ。作りすらしませんでした」


 やはり繭が何かしらの勘違いをしたらしい。

 世の中は小説のようなご都合主義で出来上がっていないのだから、それは当然なのだが、繭にはどうしてもそう思う理由があったらしい。


「あれ、でも……あの時、一緒に廊下で蓮くんのこと見ていたよね?」

「は?」


 急展開について行けなくなった。

 待ってくれ……俺がバレンタインお菓子を食べて声に出してレビューしていたのを二人にも聞かれていたという事か……恥ずかしすぎる。

 つい、胸から手を離して、俺は顔を覆った……

 しかし、確かにそれが本当なら繭の推測にも一理あるとは思った。


「見ていましたよ。私も、その時に蓮くんを意識しだしたので」

「だよね。私、それで香夜ちゃんが蓮くんのこと好きなんじゃないかって……だから、クリンと仲直りする時も蓮くんを頼ろうとして……」

「俺が少女漫画好きを笑わないだろうから、っていうのがその時の理由だっけ。確かに、出来過ぎてはいたと思っていたけど……」

「そこは、信頼だよ。嘘じゃない」


 嘘は言っていないが、他にも理由があったという事らしい。

 まあ、何の接点もない男子に協力を仰ぐにしては理由として薄かったよな。


「そっか……じゃあ、その時俺がクルタレを褒めたのがきっかけだったのか」

「うん。あ、ちゃんと名前調べてくれたんだ。作るの大変だったから、嬉しい」

「見れば判ったよ。本命なのかと、勘違いするくらいには、な」

「本命になっちゃったね!」


 繭はランダムで渡す相手を決めたと言ったが、まさかそれが本命になるなんて思いもしなかっただろうな。


ってことか」

「あはは、その通りだね。私も、蓮くんの言葉に救われたから……以上が、私が蓮くんを意識したお話。次、香夜ちゃんの話を聞かせて?」


 そうか、俺は気付かない間に繭を救っていたのか。

 何のきっかけもないのに、俺の事を意識しているなんて変だとは思っていたが、まさかの理由だったな。

 次は、香夜のきっかけを聞く番らしい。


「えー、困りましたね。私は、そんな大した理由ではないので」

「あの時がきっかけなら、色々疑問点が多いんだけど?」

「はい。あの時、教室に忘れ物してしまって……ただそれだけだったんですけど、とある言葉に救われたんです」


 何か、他に変なこと言ったかな? 流石に思い出せない記憶だったし、チョコレートを送ってくれていないのなら、確かに疑問点だらけだった。

 俺が思い出せずにいるのを見抜いたのか、香夜は少し残念そうな口調で話す。


「忘れたんですか? 小さいモノには、ささやかな幸せが詰まっているんだなぁ、って大きな声で言っていたじゃないですか」

「……生粋きっすいの女たらしだったのね」

「それはもう、運命といってもいいです!」

「あの、あの台詞か……黒歴史にしていて忘れていた」


 好き勝手言ってくれるが、勝手に盗み聞きしていたのは二人だ。

 バレンタインデーに頂くお菓子は小さいものばかりで、そのささやかな甘みに感涙かんるいしていたのだが、後になって自分自身で曲解きょっかいしてしまい、じて忘れていた。

 香夜は、俺が黒歴史扱いしたことが気にさわったらしく仏頂面ぶっちょうづらになった。


「酷いですよ。当時から胸の大きさがコンプレックスだった私にとって、とても重要な言葉だったんですから。まったく、それも何処かのシロマユさんが自分は気にしないと抜かすものですから、私が異常なんじゃないかと……」


「待って、香夜ちゃん。もしかして、時々私の味方してくれなかったのって……」

「仕返しに決まっているじゃないですか」

「ご、ごめん」


 ああ、香夜かやまゆへの憧れを散らしたのにも、そんな裏があったとは……。

 今の香夜は、繭に対してさながら女王様だ。

 こじれにこじれた関係がここまでの関係にまで昇華したのだから、結果往来だとは思う。


「今すぐ土下座したら許して……いえ、風呂上がりにしましょう」

「絶対ヤダ! 冗談抜きでムリ!」

「冗談ですよ。まあ、蓮くんは望んでいたかもしれませんね」


 風呂上がり……というのは、何も着ていない状態? まさか、そんな鬼畜きちくな訳ないと思うが……それじゃあ、何かするのだろうか。


「すまん、何のことかさっぱりだから、望んでいるかはわからない」

「まあ、後々望んだらムリにでもさせますよ。話がれましたが、そんな訳で、長い時を経た後、私の胸に興味を示した時は、内心本気で嬉しかったんです」


 大した理由ではないなんて先に言っていた癖に、俺なんかよりもずっとしっかりしているじゃないか。

 俺は、何に惹かれた? 


「成る程、想像以上で驚愕しかない話だった。俺は、なかよしを通して二人に魅力を感じて、好きになったよ」

「妙に従順だと思いませんでしたか? 都合が良い女の子が自分好みになったら、好きにならない方がおかしいんですよ。最初から、蓮くんを堕とす気満々でしたからね」


 ああ、そうだったのか。

 俺がたぶらかされたっていうのに、悪い気はしなかった。

 むしろ、安心したよ。

 ちゃんと俺の事を見ていてくれたんだね。


「私は、ずっと意識していたけど、今日認めちゃったんだと思う。ありのまままで受け入れてくれるなら、私を求めてほしいから」

「繭は、そうだよな。良かった……俺は、素直な繭が好きだからさ」

「だから、そういうセリフは狡いよ」

「照れちゃって……後でもっと凄いことするのに、大丈夫なんですかね。あ、来年は、マロンチョコ作りますね」

「お、おう」


 何をするのだろうか……どうやら二人で計画した何かがあるのは確定だろう。

 ああ、マロンチョコレートって香夜の苗字が栗野くりのだからか。

 気付けば内心でも名前呼びに慣れたおかげで、気付くのに一瞬遅れた。

 

 そんな時、食べ物を想像したからなのか、丁度腹の虫が鳴ってしまった。


「やっと、だらしない姿見せたね」

「今のは仕方ないだろう。理不尽だ」

「さっき、言おうとした蓮くんのだらしない姿を見たかった理由。教えてあげようか」

「さっきは照れていた癖に……」

「そういう顔も、いいね! そう蓮くんはかっこよすぎるから、間抜けな顔も見せてくれないと困る……って言いたかったんだよ!」


 今度は、素直というか堂々と言ってのけた。

 結構、溜まっていた感情らしい……きっと、愛情だな。

 まったく想像もつかない回答ピースがピッタリと心に届いたパズルを完成させた


「それは、確かに誉め言葉だな。ありがとう」

「蓮くんも素直だね。お腹空いたなら、私が作っていい?」

「あ、ああ。作ってくれるなら断る理由はないな。冷蔵庫の中好きに使ってくれ」

「あ、私も振舞いたいです!」

「じゃあ、二人で作ろうか」

「はい!」


 俺は物置から椅子を取り出してテーブルの支度をしたがすぐに済んでしまい、その後は、手持ても無沙汰ぶさたにも二人が料理するのを眺めていたけど、彼女達が楽しそうに笑い合って料理している姿に微笑ましくなった。

 人生、こんなに変わるものなんだな。

 始まりから急激だと思い込んでいたが、実際には長い時間にゆっくりとつむいでいた可能性の糸が、行動を起こせば収束しゅうそくしていった。

 運命に愛されていると思うけど、彼女達の言った通りの物語なら、これは運命ではないよ。

 薄明はくめいの空が教えてくれる。

 夜のとばりが下りて、空を染めるように、これから俺達の青春も染まり始めるんだってな。

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