043 第37~38話と胸のしこり

 今日までに第37~38話を書き終えました。ここまでが執筆に踏み切った3月に存在した初期プロットになります。色々とつけ足して結果ごんぶと麺になりましたが、ここまでが初期案。ここから先は春以降に考案した分です。


 ここにきて戦いの入り方がちょっとワンパターンに過ぎるかなと思って新しい試みをしたんです。と言っても多用できる手法ではないですし、たったのこの一戦だけなんですけどね。

 そうしたら今度は打って変わりずいぶんあっさりと終わってしまって。いつもダラダラと長く続くでしょう?

 ひとつくらいはこんな異色のお話があってもいいかなぁ~なんて思いますがどうでしょう。いいえ、きっとこれで良いのです。正体も能力も予め知った敵ならあっさりと倒してしまいましょう。半分機械になったフリーザさんのように。きっとそれが正解と信じて先へ進みます。


 ここまでは一対一、あるいは少数対少数がメインでしたが、ここから先は対組織戦になります。ここからの主人公一行の活躍にご期待ください。おれごんの大風呂敷はここからもう一段広がります。




 山頂がいよいよ見えてきました。カウントダウンのスタートです。残り9話。

 終わりが見えてきたことは嬉しい限りですね。山とあるファイルのフォルダで一番下に移動させるのがなんとも嬉しいんですよ。不思議な感覚です。

 前作は最終話にとんでもない毒蛇が潜んでいましたから、この先に進みたくないなぁなんて思いながら机に向かっていたのを思い出しました。当時風呂敷を全くたためなくなって苦しんでいたんですよね。ちょうど去年の今ごろは屠殺や人生と向き合っていて、どうすんのこれ状態でした。よくまとめたものです私( *´艸`)


 ま、今もちょっと胸にしこりがある状態で進めていますが。

 白状しますと、実は詳細が決まっていない部分がありましてね。大事な大事な最終決戦にです。

 元々の最終決戦だった話には詳細なプロットがあります。発端から決着まで詳細に。書き始めてしまえばたぶんスラスラと。

 一方でそれを前方に追いやってまでデンと座った新しい最終決戦は、大がかりな舞台装置を思いついたまでで詳細は何も決めていません。この辺りO型の私の悪いところです。時間が解決してくれると悠長に構えていましたが、話数的にはあと6話ですか、たったそれだけででそこまで到達してしまいます。

 あとひと月、それまでにはしっかりとした枠組みを考えませんと。いざ机に座って真っ白な画面に向かうのだけは避けねばなりません。


 元々妄想の国の住人です。ボヤ~っと物思いに耽っていればバカなアイデアのひとつも顔を出すはずなのです。このところその余裕がなくてですねぇ。せわしなく生きております。

 たったのワンシーンに丸一日頭をこね回したような、昨年末のがんばりをまた引き出さねばなりませんか。そのためには時間、時間をっ……!


 ただ監督の立場としてはですね、負けた時の談話も考えておかねばなりません。要は元最終決戦を超越する話にまで練り上げられなかった場合です。

 その場合は……。


 潔くまるごと削除でしょう。どこかに再配置できる話ではありませんもの。

 なぜこんなにも早く話題にしているのかと言いますと、直前になって慌てたくないからです。今からリスクヘッジをしておきます。その上でこの課題を乗り越えてみせる。そうでありたいと願いますがどうなりましょうか。

 ですがたとえ投稿を開始してからでもまだあきらめません。現時点で45話と銘打たれたこの話に達するギリギリまで考えます。たぶん来年3月ごろでしょうからまだ半年近くあるんですよ。これだけあれば、きっとなんとか。SHIROBAKO劇場版のようにギリギリまで粘ってみます。

 アイデア様、なにとぞよしなに。

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