031 今作は戦争ものです。

 今日はお盆最終日、やっぱりこのタイミングしかないのかなと思い急きょ連日の筆を。このエッセイがそろそろ半分、執筆の進捗もそれくらい。明かすにはここを逃せば投稿前日くらいになるかもしれません。


 今作は戦争ものです。転戦転戦で総じて旅になるんです。ですから活劇が多くなるんですね。

 泥沼の戦争を描いては読者さんがしんどいですし、私も同様です。そのため少々軽い味付けを。決して戦争を軽んじているのではないのです。その上で今の時代に合わせた物語にしたいです。


 何度も何度も表現で躓いて、これでいいのかな、こんなで大丈夫なのかなとは自問自答してきました。その判断が合っているかどうかはもちろん分かりません。むしろ間違っているのかも。分かっていて、そこから危険な領域にさらに踏み込みます。


 残念なのは、これが反戦ものではないことです。何かを啓蒙する内容にはなっていません。戦って戦って、戦い抜きます。

 ただまあ、おれごん節みたいなものは封入しましたけどね。そこは色々な解釈での深読みを読者さんに望みます。


 特に遠蛮さんや穂乃華さんのような詳しい方には楽しくお読みいただけるものと考えています。ただし門外漢が素人の文章で物語にしたもの。その程度の代物だとご理解の上での通読を願います。

 詳しい方には総ツッコミをされそうなんですよね。もっともなツッコミにはありがたく都度訂正して行こうとは考えていますが、正直怖いです。あまりにあんまりな時は助けてくださいね?

 いやもうほんと、第1話だけ先に投稿して早く楽になりたいです。あと4か月、我慢の日々が続きます。




 もう何年もお墓参りに行けていないですね……。時折その中に入っている祖父や祖母のことを思い出します。あんなに厳しかったのに、そんなに良い思い出はないのに、時と共に風化して角が取れ。コタツに入って一緒のテレビを見たなぁとか。

 人は、動植物はすぐに死ぬんですよね。なんとも儚いその一生。


 前作の作中で主人公が述べましたように、私はあの世も霊魂も無い派です。多くの方は同じ派閥と思います。

 お盆やお墓参りは、立ち止まって過去を振り返ったり、自らを振り返ったり、自らに誓いを立てる機会、あるいは場所。

 オレゴンにはお墓どころかお供えも線香もありません。想いだけ飛ばします。

 短く儚い人の生涯、多少忙しくしていた方が少しは賑やかになりましょう。

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