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2021年7月4日 10:33
拝読させていただきました!創作法……自分のそれを書くと多分長くなるのですが、宜しいでしょうか?まず背景となる世界を決めます。そして各国の過去から現在に至るまでの歴史を詰め込んでいきます。歴史上になんて名前の人物が存在して史上の何年頃、どんな業績を残したかなど決めていきます。そしてようやく自分の書きたい時代にやってきて、主人公やら登場人物はそこから練っていきます。彼らにも一人一人の人生がありますので、一人につきノート1冊……とまではいきませんが最低、ノート10ページぶんくらいの設定は作ります。まあこれ、ほとんど作中で役立てなかったりするのですが、自己満足として。登場人物、悪役、敵役、そういうものが決まってそこから、その時代での歴史事項です。まあだいたいが現実の歴史に存在した事柄を拝借しているのですが、ちょこちょこ弄っているとなかなか気づかれないようで……。むしろ気づいて欲しいところなのですが、たぶん自分の描くことがマニアックすぎるのでしょうね。そしてそのうえから、自分の場合は濡れ場の設定です。ここで彼女の性格なら脅されてすっかり怯えてしまってしまうなぁ、とか。ライトノベルという制約上ギリギリのところのラインは守っているつもりですが、自分の性格上やりすぎているところがあるかもです。あとたぶん、自分の小説をすこし読んでいただけた、ということでおわかりでしょうがあれは「歴史史実の記述」なのです。すでにあったことを後世の史家が書いている、という体裁。なので会話文は軽めですが、説明文はやけに硬めだったりと意識的に使い分けています。……とまあ、やはり無駄に長くなってしまい、済みません! こういうことを語れるお方がなかなかいないので、お前の創作法語れよ、と言われるとつい、やらかしてしまいました!はじめさん作中で書かれたかったという三エピソードのうち、読みたいのはやはり「江戸城無血開城」でしょうか。慶喜さん好きなのですよ、たぶん苦悩して苦悩して、水戸学の徒としては決して逆臣になることが許されず徳川という家を潰す決心をしたあのお人が。慶喜さんに開城を勧めた(実は脅した説ありますが)勝さんも素敵。そして勝さんの薫陶を受けたあの人と言えば、坂本龍馬さん。それと、前話でおばぁちゃんのことを「しあわせな人生」と簡単に言ってしまいまして、申し訳ありませんでした。あの時代、確かに世界と国とに翻弄されて簡単に「幸せ」などといえたものではなかったですよね。ウチの母方の祖父……は長男で免れましたが、その弟さんも神風特攻させられましたし。気軽なことを言ってはいけませんでした、申し訳ありません。そしてもう一つ、イシュモニア島のお話も思い出したので少しだけ、そのお話もいいでしょうか。アイルランドの枯れすぎた土地、石を砕くところから始めなければ農業にならない世界。それだけの労力を使って、痩せたジャガイモ程度しか獲れないのですよね、あそこは。あと確か肥料代わりに海藻を採ってきて、使うのでしたっけ。とにかく非常に大変。ケルト神話とか好き(アーサー王伝説はまた、別物ですが)で英雄譚をよく読み返す(ノイシュ・ウシュナハという黒髪美形の剣士が大好きなのです。自作にも名前を拝借したくらいで)のですが、あそこの神話の幻想性は苦悩から解放されたい一念の裏返しなのかなと思います。だからかまぁ、ある種殺伐とした物語も多いですよね。今回、本当に、本当に長くなってしまい申し訳ありません! どうにもおれごんさまには長文書いても許してもらえる、などという甘えがあり……今後気をつけます!
作者からの返信
どへ〜❗️ 物語の背景の情報量が尋常でないですね❗️ 文量が尋常でない❗️ 私は特に悪人は描写すらしたくない人ですので、本編だけでお腹いっぱいですよ💦 後世の歴史家の記述、それで銀英伝のような語り口なのですね。私がそれを見落としただけかもしれませんが、それは絶対に冒頭に入れるべき情報ですね。単純に燃えます。銀河の歴史がまた一頁。 ただ無血開城はですねぇ。主人公は見守るだけになるでしょうねぇ。手を出すなんて不粋はとんでもないことです。それで感心して次へと至ります。 主人公や作者としてはそれで正解ですが、小説としては成り立ちません。あれだけ有名な大事件です、小説を看板として掲げるのなら何らかのワンダーを含ませないと。 それができずに本編には組み込めませんでした。SHIROBAKOのハンチング帽の方が拙作にも居れば良いエピソードになったでしょうね。 脅したか勧めたか、その辺り拙作には作劇の妙が出せたと思うんですけどね。材料はあっても調味料が得られずでは。 いえいえ、長文はどうぞお気になさらず。いつも楽しく拝見していますよぉ〜✨🌈
拝読させていただきました!
創作法……自分のそれを書くと多分長くなるのですが、宜しいでしょうか?
まず背景となる世界を決めます。そして各国の過去から現在に至るまでの歴史を詰め込んでいきます。歴史上になんて名前の人物が存在して史上の何年頃、どんな業績を残したかなど決めていきます。そしてようやく自分の書きたい時代にやってきて、主人公やら登場人物はそこから練っていきます。彼らにも一人一人の人生がありますので、一人につきノート1冊……とまではいきませんが最低、ノート10ページぶんくらいの設定は作ります。まあこれ、ほとんど作中で役立てなかったりするのですが、自己満足として。登場人物、悪役、敵役、そういうものが決まってそこから、その時代での歴史事項です。まあだいたいが現実の歴史に存在した事柄を拝借しているのですが、ちょこちょこ弄っているとなかなか気づかれないようで……。むしろ気づいて欲しいところなのですが、たぶん自分の描くことがマニアックすぎるのでしょうね。そしてそのうえから、自分の場合は濡れ場の設定です。ここで彼女の性格なら脅されてすっかり怯えてしまってしまうなぁ、とか。ライトノベルという制約上ギリギリのところのラインは守っているつもりですが、自分の性格上やりすぎているところがあるかもです。あとたぶん、自分の小説をすこし読んでいただけた、ということでおわかりでしょうがあれは「歴史史実の記述」なのです。すでにあったことを後世の史家が書いている、という体裁。なので会話文は軽めですが、説明文はやけに硬めだったりと意識的に使い分けています。
……とまあ、やはり無駄に長くなってしまい、済みません! こういうことを語れるお方がなかなかいないので、お前の創作法語れよ、と言われるとつい、やらかしてしまいました!
はじめさん作中で書かれたかったという三エピソードのうち、読みたいのはやはり「江戸城無血開城」でしょうか。慶喜さん好きなのですよ、たぶん苦悩して苦悩して、水戸学の徒としては決して逆臣になることが許されず徳川という家を潰す決心をしたあのお人が。慶喜さんに開城を勧めた(実は脅した説ありますが)勝さんも素敵。そして勝さんの薫陶を受けたあの人と言えば、坂本龍馬さん。
それと、前話でおばぁちゃんのことを「しあわせな人生」と簡単に言ってしまいまして、申し訳ありませんでした。あの時代、確かに世界と国とに翻弄されて簡単に「幸せ」などといえたものではなかったですよね。ウチの母方の祖父……は長男で免れましたが、その弟さんも神風特攻させられましたし。気軽なことを言ってはいけませんでした、申し訳ありません。
そしてもう一つ、イシュモニア島のお話も思い出したので少しだけ、そのお話もいいでしょうか。アイルランドの枯れすぎた土地、石を砕くところから始めなければ農業にならない世界。それだけの労力を使って、痩せたジャガイモ程度しか獲れないのですよね、あそこは。あと確か肥料代わりに海藻を採ってきて、使うのでしたっけ。とにかく非常に大変。ケルト神話とか好き(アーサー王伝説はまた、別物ですが)で英雄譚をよく読み返す(ノイシュ・ウシュナハという黒髪美形の剣士が大好きなのです。自作にも名前を拝借したくらいで)のですが、あそこの神話の幻想性は苦悩から解放されたい一念の裏返しなのかなと思います。だからかまぁ、ある種殺伐とした物語も多いですよね。
今回、本当に、本当に長くなってしまい申し訳ありません! どうにもおれごんさまには長文書いても許してもらえる、などという甘えがあり……今後気をつけます!
作者からの返信
どへ〜❗️ 物語の背景の情報量が尋常でないですね❗️ 文量が尋常でない❗️
私は特に悪人は描写すらしたくない人ですので、本編だけでお腹いっぱいですよ💦
後世の歴史家の記述、それで銀英伝のような語り口なのですね。私がそれを見落としただけかもしれませんが、それは絶対に冒頭に入れるべき情報ですね。単純に燃えます。銀河の歴史がまた一頁。
ただ無血開城はですねぇ。主人公は見守るだけになるでしょうねぇ。手を出すなんて不粋はとんでもないことです。それで感心して次へと至ります。
主人公や作者としてはそれで正解ですが、小説としては成り立ちません。あれだけ有名な大事件です、小説を看板として掲げるのなら何らかのワンダーを含ませないと。
それができずに本編には組み込めませんでした。SHIROBAKOのハンチング帽の方が拙作にも居れば良いエピソードになったでしょうね。
脅したか勧めたか、その辺り拙作には作劇の妙が出せたと思うんですけどね。材料はあっても調味料が得られずでは。
いえいえ、長文はどうぞお気になさらず。いつも楽しく拝見していますよぉ〜✨🌈