応援コメント

017 自分にオカエリナサト6月」への応援コメント

  • 拝読! いつもながらお疲れ様です!

    ハッピーエンドこそ至高! これは絶対だと思います。なんというかすぐにキャラクターを殺して「これぞカタルシス」といわれると萎えてしまうと言うか……自分の精神性のもろさもあるのでしょうが、主人公たちが困難を味わうとして最後には絶対幸せで終わって欲しい! というのがあるのです。悪役も死んで欲しくない。できればモンスターだって殺さずに済ませたいという……。と、いいつつ自分が影響受けた作品はガンダムだったりマイケル・ムアコック作品、銀英伝など、あまり幸せなラストを迎えることのないものばかりですが。そして自作のラストでも主人公死んじゃいますしね……これはかつてTwitter上にあげた設定にも書いてあることですので、明かしても問題ないのですけれど。

    プロット作りの重要性も本当ですよね。昔は勢いに任せてただひたすら書いていたので、当然行き当たりばったり。話の方向性も上手く整わず……でした。今その頃に反省して徹底させた自分用設定集のおかげで迷うことなく進めています。骨子、という言葉が意味するとおり、まさしく航路の羅針盤。まあ、海図と羅針盤は正確でも、船長の手際がどうだかというのはあるのですが。

    3分の1で約20万文字。文量に驚かされました。自分も大概長文書きだと思っていましたが、とりあえず完成した第一幕の時点で28万文字に過ぎません。おれごんさまが完成させたら60万で、文量くらいしか自慢になるものがなかった自分はケシつぶになってしまいます。もちろん、そんな大作を読ませていただくことが、今から非常に楽しみでもあるのですが。

    全編完成してから、満を持しての公開ということで冬。待ち遠しいものです。おれごんさまの作品にはいつも綺麗で清々しいテーマがあり(はじめさんなら「ひとつの病気に対する認知を広めたい」というテーマと、その辺縁にちりばめられたはじめさんと人類の歴史に関わる人々の物語、というものがあったのだと認識しています。あともしかしたら、人類の愚行に対する怒りも含まれていたかも……? もし的外れでしたら申し訳ありません!)、前回読ませていただいていた頃、本当に心洗われ救われたものです。今思い出して印象が強いのは、大家族のおばあちゃんのお話なのでした。幸せに生きて、大勢の家族に看取られて、というのが胸に暖かいのです……。などといいつつ、最初は「100話越えの長すぎる作品、素敵ながら今から読み始める気にはなれず……」などと生意気を言ったことを思い出し、恥じ入るばかりですが。あのとき誘引していただき、本当に有り難うございました! それでは、本日も無駄話を長々と、申し訳ありません!

    作者からの返信

     私のエネルギーの源を、今日も供給いただきありがとうございます! 応援への返信は手を止めてでもが信条でして、とにかくこの嬉しい気持ちをお返しせねば夜も寝れません。

     私の物語の入り口は小説や漫画ではなくてガンダムやイデオンでしたからね。半身はロボなのです。
     戦争というよりは困難の中で必死に抗う人々の姿が、学校の友だちや働く大人とは違う世界に見え、魅了されました。見えてくると思うのです、私の中からあふれ出てくる富野節が!
     その後クロスボーンガンダムで長谷川節にも感染し、それらでおれごん作品は彩られています。

     文字数はですね、たぶん今回は40万字だと踏んでいます。短くは決してありませんが、前作以上に盛り上がりの話数を多く提示しました。一話一話も短くしてあります。一番長くて一万字です。ほとんどは数千で次から次へと。この辺りは反省を生かしました。
     あとは人気が出てくれればいいんですけどねぇ。

     地方病とイニシュモア島、それと昭和最後の日はあの作品でしか描けないエピソードでしたよね。他の歴史作品で入れこもうと思ったら相当苦労すると思いますよ?
     その点だけでも私は胸を張りましょう。決して駄作ではなかったと。

     おばあちゃんはですね、きっと幸せではなかったと思うのです。大変だったと。とにかく生きるので精いっぱいだったと。なにせ明治生まれですからね。
     大戦をふたつも見て来て。いやな思いもいっぱいして。その後は成長する日本に翻弄されて。でも歳を重ねるにつれ楽になり、角が取れて丸くなり。連れ合いには先立たれても、生を閉じる時は安楽で迎えられた。大変だったからこその、あの今際の時。
     作者はね、そう言及しますよ?

    編集済