第98話 ちょうっとした会話 有栖と手毬

「欧州への船旅だと東アジア、中国や東南アジアを通って

東南アジア、南国 それは美味しい南国の果実 バナナとか

お釈迦様の産まれたインドでしょう それから‥」

有栖ありすは旅の本を片手に嬉しそうだった。


「何処も行った事のない国ばあkりですから ドキドキします」

手毬てまりの一言


「そろそろ、ジェローム様達の処にお手紙が着いたかしら?」有栖

「どうでしょうか?」手毬


「あ、有栖お姉さま 長崎のカステラと佐賀の松露饅頭が届きましたよ」


「まあ京矢兄様からね」「はい」

「福岡の博多ラーメン食べたいわね 白いスープで細い麺だったわ」

「‥‥・・」「今度、福岡から来る料理人がつくってくれるらしいわ」

「本当ですの?」「ええ」


やはり花より団子なのかも知れない


欧州への旅の準備は進んでいた 夢見る少女達である

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る