第47話 テニスの続き

「おや、子爵」ジェロームがテニスの最中に気がつき声をかける

「こんにちは」答えて綾小路子爵は笑う。


「一緒にどうですか?」ジェロームが問いかけた。


そこに 京矢も現れて 挨拶をした。

「僕もよろしいですか?」「あら、京矢さん 待ってたわ」有栖(ありす)


「あ、京矢さま」手毬(てまり) 手毬にとっては 京矢は店の主(あるじ)


「ええ、どうぞ じゃあ、僕と交代しましょう」ナジムが笑う


「・・行かれては 美樹さん」「はい、叔母様」


ナジムと京矢が交代、子爵と手毬(てまり)が交代でまたテニスが始まる。


「そのテニスの服 似合うよ可愛い」交代ですれ違った時、手毬は声をかけられて 内気な彼女は赤くなる。

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