第44話 保養地での旅の計画
鹿鳴館の出来事から数日後の事
忙しく、手毬は店の手伝い 皆の食事の料理などをこなす
学校の勉強、仕事、日曜日には有栖(ありす)の屋敷
有栖(ありす)の方は学校に 特別講習の為の家庭教師につき勉学
たまに二人であんみつに お茶を飲みに ステンドグラスの美しい店に行く
有栖と手毬、不思議な事に二人は 昔から、そうしていたかのように笑いあい
会話も尽きなかった
「うふふ 今日も楽しかった あんみつも新作のケーキも美味しいわ」
「はい、この赤いケーキは美味しいです」「ラズベリーと苺だそうよ」
「そうなんですね」「ええ」
紅茶を口に含みながら 喉を潤す二人
「さあ 温泉旅行よね うふふ」「はい 楽しみです 有栖様」
「後から京矢さんに、子爵も来るわ テニスが楽しみ」
「テニスですか?」「ええ」
「手毬さんも付き合ってね」「あ・・はい」
用意された乗り物 荷物を積み込む
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