第26話 いろんなげーむ
「ん-、私は生きている、みたいな意味だよね? 自我が生まれるとダメなんだ?」
『道具に自我は怖すぎる』
『こんな似せたんだから想定されてるだろw』
『その結果殺されてるからなぁ』
『機械が自我持つとか……いきなりスマホが検索履歴を叫びだしたりするわけだろ? 自殺者増えそう』
『そこまでいくと、生命を作り出したってことですよね』
『太ってるから刺し心地良さそう』
『被害者もらりってたんか』
『恐ろしいこと言ってるやついて草』
「ん? ん!? え、普通に怖い……なに、動いていいの? とりあえず、アリスちゃんのところ向かえばいいのかな?」
『あれ割るの楽しそう』
『急いで急いで!』
『あぁ、さっきの犯人みたいに……』
『武器は装備しないと意味がないよ』
『はい、変異。はい、指名手配』
『正直、アンドロイドってどのくらいの力あるんだろうな。家事用だからそんなに必要ないだろうけど、制御されてるだけだと思うし』
『アリスちゃんを助けてあげて下さい』
「じっちゃん、ちょっと!? ほら立って立って! 君もさっさと救急車呼びなさいよ! 警察来た、っておい、息子! 本物って言うなら、って私うたれた!?」
『慌てようが草』
『すぐ発砲するじゃん……』
『さすが海外。容赦ない』
『はい、低評価』
『まあ、異変に対処しなかったのも悪い』
『暴力的だよな。変異の壁を壊すときもだけど』
『おじいさんもアンドロイドになろ?』
『無事だといいんですけどね……』
『父さんは泣く』
『みかんさんすごい焦ってましたね!』
『ていうか、さっき殺人の犯人は確保されて、こっちは殺されたの? 情報引き出せなくない? 馬鹿なの?』
『アンドロイドも避けられないか』
『おじいさんは病院に運ばれてればいいけど……』
「初期化って……記憶消えちゃうの!? え、だまされた!? 愚かは酷くない? え、どうするの!? 何すればいい……これ!? 抜けばいいの!? 抜いて! はやく! 抜いて抜いてぇ! 次も! ほらはやくはやくぅ!」
『このおっさんは悪いおっさん。さっきのはいいおっさん』
『アンドロイド開発に関わってた人とかなのか?』
『自我が生まれたばっかりだから、未熟ってことか。なるほど、いい手』
『がっぽがっぽ』
『売ったところで修理できなくない? どうすんの?』
『今までおんなじ風に逃げたやついなかったのか? カーラであれなら、もう少し大きいアンドロイドも普通に手が届いただろ』
『結構早めに気づけましたね!』
『……ちょっとえろくね?』
『どっちか偽物で間違えたら爆発かと思ってたわ』
『あのおっさんにつけてやりましょう!』
「おじさん!! そっかー、全くおんなじ顔かー……んー、しょうがないね! 許す!」
『うわ……うっわぁ!!」
『すぐ銃だすじゃん』
『アンドロイド法に違反してますよ!! いかなる場合も武器を持っちゃいけないですよ!!』
『速攻許した……』
『実際気づけないだろ。完全に顔も声も一緒だったら』
『おっちゃんはなしてよぉ!』
『男と男のおじさんの奪い合い』
『そんな状況で助けてくれじゃなくて、謝るのは流石』
『君も変異体になろう』
『ちょっと見逃してほしいところだよね』
『許すの速すぎぃ!』
『軽いんだよなぁ……』
『クライマックス!!』
φφφ
「おつかれー! 見てくれてありがとね? ラストは、うーん……きっともっと幸せなラストもあったと思うんだけど、やり直すのも無粋だよね! てことで、気になったらやってみてね! 途中でも見てたけど、いろんな選択があるから、自分だったらこうするとか、その逆とかやってみたら楽しいかもね! じゃあ、明日はバイオハザード8? ヴィレッジ? やるよ! 今日は、おわり! 改めて、お疲れ様~」
『乙でした!』
『ハッピーエンドが良かった』
『美少女ゲーム以外で分岐のあるゲーム……意外と楽しそう?』
『お疲れ様です!』
『幸せってなんだっけ』
『やすんで』
『もっとえぐいラストもあるのでおすすめ』
『これもある意味美少女ゲームみたいなもんだけどな』
『夕飯はカレーでした』
『配信多くてうれしいです! お体に気を付けてくださいね!』
『またバイオにもどるのか……』
『東京版のムービーもあるよ』
『おつ~』
配信終わりっと!
コメントの流れる速さにも慣れてきて、前より読める量が増えた気がする。
本の速読とかできる人ってこんな感じなのかな?
今回のゲームもそうだけど、楽しいゲームばっかりで、つい一気にやっちゃう。
休まないとみんな疲れちゃうからね!
あ、そうだ!
サバゲー風のみかんちゃんの続きしよっ!
まだ描いてる途中だったからね~。
それよりも次のゲーム探そうかな?
んー……どっちもやればいっか!
なら先にTwitter確認して……
あ、感想送ってきてくれてる人いる、ふへへ。
ん、DM?
あー!
ワヲンさんからきてる!
コラボしませんか、だって。
すごい、なんていうか、語彙力ないけど、すごい!
今、充実感をめっちゃ感じてる!
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