解説
主人公 渡辺 凛斗(ワタナベ リト)
川北 香奈(カワキタ カナ)
学校でのいじめは壮絶なものだった。
水を掛けられ、靴を投げられ、ノートを破かれるなどしていた。
家庭環境は劣悪で、凛斗たちが心を無くすのも頷けるほどだった。
祖母の年金や祖母の貯金の殆どを両親に渡していた。
残りのわずかで祖母は凛斗を育てていた。
香奈も凛斗と同じような生活をしていた。
凛斗と香奈は祖母を殺めている。
彼は日頃のストレスを自傷する事で発散していたのだが、それを部屋に入って来た祖母に見つかり、病院に連れていかれそうになる。
それが嫌だった凛斗と香奈は祖母を殺め下の階に隠していた。
祖母が起きないのはそのためだ。
電話がよくかかってくるのは、警察だろうか。
祖母の心配をしているのかもしれない。
二人は精神的に病んでおり常に情緒不安定だった。
10円玉についての描写が多かったのは、残りの日数を表している。
命は金のように使うとなくなると筆者は考えているからだ。
1日目は腕を切り、2日目は日常。
3日目は首を吊ろうかと血迷い4話目は過去のこと、4日目(5話)は飛び降りた。
タイトルは喜怒哀楽。
主人公達には感情がなかったため漢字がわからずこのような変換になったのだろうか。
でもこのタイトルがこの物語の経緯を表していることはわかるのではないだろうか。
最初、替え とは日頃からカッターを愛用する主人公ならではの買い物だろう。
踏み台を作ったのは首を吊る場所に椅子では届かなかったから。
夏なのにパーカーを着ているのは傷を隠し、周りの興味をひかないようにするためだ。
ふわふわとはおそらくパンのことだろう。
おいしいが分からないのに食べていたそれをおいしいと思っていたのだろうか。
また、あの子は今、幸せに暮らしているだろう。
多分、凛斗と香奈はドッペルゲンガー的な存在だろう。ドッペルゲンガーに出会うと3日以内に死ぬというがもしかしたら二人は百均であっていたのかもしれない。
その内、傍のツイッターでキャラデザを投稿するかもしれない。
その時は近況報告でお知らせしよう。
また、分からない部分があればコメントで教えて頂きたい。
ここまで読んで頂き有難う御座いました。
では。またいつか。
傍氏。
切って立って歩いて落る。 傍氏。 @tanenso
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