『言葉を紡ぐという雅』
天 下句
言葉とは?
言葉を紡ぐという表現は面白いなと思った。
まず紡ぐとは、綿や繭から繊維を出し、糸にする意味である。
現代では度々言葉を紡ぐという表現で使用される。
簡単に言うと文章を作るという意味である。
これはひょっとして、果てしなく
理由を解説するなら、まず言葉とは何かを語るべきだろう。
言葉というものは、元々誰かと何かを共有する為に作られたものだ。
意思 感情 etc。
例えば、お腹が空いた時に「お腹が空いた」と言えば、周りはお腹が空いた事を理解、共有できるのだ。
楽しいと言えば楽しさが共有できる。
これら意思等を繊維と見立て、誰かと
つまり、誰かが繊維を紡ぐ
誰かが共有する事で糸になる。
単一の
だって言葉は
こんな複雑で抽象的な概念を一言で表している。言葉が持つ意味はこの言葉を紡ぐという5文字に全て内包されているのが余りにも素晴らしい。
途轍も無く雅、現代風にすればエモーショナルな言葉である。
『言葉を紡ぐという雅』 天 下句 @dsp_a
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
『凡骨文字書きの認め日記』/天 下句
★3 エッセイ・ノンフィクション 連載中 85話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます