目を開けて
夜、君を失う夢はあまりに重くて
どうしょうもなく灯りを付けた。
心が離れるのならば
灼けるよう後悔に汗が噴き出すだけなのに
誰かに取られるならば
切り取られても心は残るのに
今夜は死神が連れて行ったあとの
話しかけては絶望の沼に落ち
君の寝顔の頬に落ちた雫をぬぐうだけ
隠して隠れて
見つからないように
誰かが現実を突きつけないように
隠して
君がまた目を開けるときまで
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます