第4話 高校生の私と暗い帰り道。
第4話では高校生の時の話をします。高校生になった私は、今までとは違ってバスや電車で通う学校へ通学するようになりました。明るい登校時でも少し遠いなと思ってしまう体力のない私でしたが、それに加えて、高校の長い授業や部活で暗い中帰る下校道は私にとって、とても辛いものでした。
私の怖いものには暗い場所も入っています。暗所恐怖症と呼ぶような状態まではいきませんが、暗い場所では誰かといても少し怖いと感じ、1人でいる時は早く明るいところに行きたいと怖い気持ちが増幅されてしまいます。前回までのように大きなエピソードがあるわけではありませんが、暗い夜道を帰ることは霊的な意味でも、事件的な意味でも私を怖いと感じさせるのに充分でした。私は霊感がないため、本当に霊を見てしまうかもしれないという怯えをしているのではなく、なんとなく“怖い”という感情に押しつぶされそうになってしまうのです。また、本当に事件にあったり、治安の悪い地域であったりというわけではありませんでしたが、今まで過ごしてきた場所と離れての下校ではそう言った意味での怖さも感じました。
私は方向音痴でもあったため、毎回暗い方の道を選んで帰ってしまっていたということもありました。暗いところが嫌いな方はもちろん、登下校には明るく人通りの多い道を通ることが安全ですので、学生の皆さんには最適な通学路を見つけて登下校をしてほしいと思います。私のような方向音痴の方は周りの方と予めいくつかのルートを覚えに行くことも大切だと思います。
下校の暗闇のように生活の上で逃げられない恐怖も存在します。そのときは誰かを頼ったり、明るい道を選んだりと少しでも逃げ道を探すことが重要だと思います。そして、暗い場所が嫌いな友人や恋人などがいたら“できる限り”寄り添ってあげてほしいと思います。
怖いものが嫌いな私。 オリオン @orion-ringo
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