登場人物 

☆年齢は、アンジェリカ3歳時点のもの☆


 アンジェリカの前世

少年少女たちの召喚に巻き込まれたことで地球で生きていくことが叶わず、異世界に転生した。

明るくマイペースで、たまに流されやすい。

社畜気味のOLであったため、何かとダラダラしたがる。


 アンドリューの前世

少年少女たちの召喚に巻き込まれたことで、異世界に転生することになったのだが、そのときにチートを寄越せと騒いでいた。

神域では取り繕うことなくむき出しの精神であるため、本質がよく分かる。

前世では校内の学力テストで15番以内に入れる程度には勉強できたが、全国模試の結果はしょっぱい感じで志望大学には落ちた浪人生だった。

全てを人のせいにして見下す性格をしているが、面と向かっては何も言えないチキンな上に屑。


 アンジェリカ・アッシュフィールド 3歳

アッシュフィールド公爵家の長女。スマイル0円、愛想は労力のみをモットーに笑顔を振りまくアッシュフィールド公爵家のアイドル。滑舌が悪いのを気にしているが、周りがそれでほっこりしているから、まあいいやと諦め気味ではある。


 アンドリュー・アッシュフィールド 3歳

アッシュフィールド公爵家の次男。前世の知識(笑)を活用してスタートダッシュを決めようとしたが逆効果であったため、将来はほとんど魔法を使えないどころか、現在は自力で立つことも出来ないほどの身体になっている。父親からは今のところ信用に値しないと判断されているため文官としての道もない状態である。


 アルジャーノン・バートレット・アッシュフィールド 8歳

アッシュフィールド公爵家の嫡男。母親はバートレット侯爵家から嫁いできたアッシュフィールド公爵夫人。代理母から産まれた弟が天才だと耳にして、自身の立場が脅かされるのではないかと不安になり、別邸へ様子を見に行ってシスコンになって戻ってきた。


 クリフ 11歳

アルジャーノン付きの執事見習いで、かなり優秀。本来の名前はクリフォードだが、執事をしているときはクリフと名乗っており、弟妹がいる。

フルネームは、クリフォード・ウィルキー・ウルフスタン。


 ターナ

アンジェリカ付きの専属メイド。子供が成人したためメイドに復帰した下級貴族夫人。よく泣く元気なアンジェリカにはベテランが良いだろうと選ばれた。


 ミザリー

アンドリュー付きの専属メイド。子供は成人していないが手は離れたためメイドとして働いている下級貴族夫人。最初はアンドリューを大人しいと思っていたが、そのうち不気味だと思うようになり、今では顔や態度には出さないが蛇蝎だかつの如く嫌っている。


 ゼクス

アッシュフィールド公爵家当主の側近の一人で別邸の管理を任されている。

子爵位を持っているので自身にも側仕えや使用人がいるため、身の回りのことはそちらに任せて仕事に専念している。

ゼクスと呼ばれているし、そう名乗っているが、本名を知っているのは自身の父親とアッシュフィールド公爵家当主だけ。


 ティー 10歳

アルジャーノンがアンジェリカのお土産に買ってきた虎獣人の奴隷。

アンジェリカはティグルと名付けたのだが、滑舌が悪くティーと呼んでいるため、本人も含めて皆ティーという名前なのだと思っている。

アンジェリカの魔力をアンドリューが奪っていることに気付いたことで、アイドルを救ったヒーローとなり、彼女のそばに控えることを許された。


 アランジョナス・オルブライト・アッシュフィールド・クリスタル

アッシュフィールド公爵家当主。父親はクリスタルラビリンス王国国王、兄は王太子。母親は、オルブライト伯爵家から嫁いできた側室。

楽観的で軽い性格だが、きちんと挨拶をしない人が大嫌い。


 キャスリン・グロウ・ファレル

アッシュフィールド公爵家別邸のメイド長。ファレル伯爵家当主に正妻として嫁いだが、夫に先立たれたことと息子が跡を継いだため、仕事に生きる道を選んだ。


 ナサニエル・ラングリッジ・ウルフスタン

庭師のおじいちゃん。いかめしい顔つきでボソボソと喋るがアンジェリカが大好き。クリフことクリフォードの祖父。

ウルフスタン伯爵家当主を引退して趣味の庭いじりに勤しんでいる。


 ハンフリー・オズボーン

アッシュフィールド公爵家別邸へ料理長として派遣された、本邸の第三副料理長。如何に食べやすく美味しく感じるかを追求している子供好きな人。

鬼神とも呼ばれる戦場の鬼。騎士爵位持ち。


 ブラッドフォード・アルベルティーヌ・エメラルディン・クリスタル・オーア・ラビリンス

クリスタルラビリンス王国国王の王兄。母親である王妃が他国から嫁いできたため、ミドルネームは母親の姓ではなく名前が使われている。

幼い頃に魔力を引き抜かれたことによって下級貴族ほどの魔力量にしかならず、王にはなれなかったため、魔医師となった。

エメラルディン公爵領の他に数ヶ所領地を持っている。 


 アランバージル・エインズワース・クロムウェル・クリスタル・オーア・ラビリンス

クリスタルラビリンス王国の王太子。母親は、エインズワース侯爵家から嫁いできた王妃。正妻である王太子妃の他に側室が二人いる。クロムウェル公爵領所持。


 マクシミリアン・バルフォア・クリスタル・オーア・ラビリンス 5歳

クリスタルラビリンス王国王太子と王太子妃との間に産まれた第二王子。

王太子妃は、バルフォア侯爵家から嫁いできた。


 ジェレマイア・ディングリー・クリスタル 6歳

クリスタルラビリンス王国王太子と側室との間に産まれた第一王子。

母親は、ディングリー伯爵家から嫁いできた。


 グロリアーナ・バルフォア・クリスタル・オーア・ラビリンス 3歳

クリスタルラビリンス王国王太子と王太子妃との間に産まれた第一王女。

友好関係維持のため生まれてすぐに隣国の王子と婚約することになった。


 ディアナローズ・クレヴァリー・アッシュフィールド

アッシュフィールド公爵夫人。アルジャーノンの母親。夫が代理母に産ませた子がいても全く気にならない、貴族らしい貴族のご婦人。アンジェリカが産まれたときは娘が出来たと表には出さないがめちゃくちゃ喜んだ。

 

 ローレッタ

アッシュフィールド公爵家の侍女長。


 ジュディス

アンジーの専属護衛。ハンフリーの娘。


 ハーヴェンタース王国

グロリアーナが嫁ぐ予定の国。


 バートレット侯爵

ハンフリーとはよく戦場を駆け抜けた仲。アルジャーノンの祖父でディアナローズの父。


 ティグルム国

ティグルことティーの伯父さんが国王となっており、国王の名前は、アーヴァイン。


 ティグル・エドワード・ティグルム

ティグルの新しい名前。本来の名前はエドワードだった。


 ドライアス・アボット・コーンウェル

コーンウェル伯爵家当主。アンジェリカとアンドリューの母方の伯父。

祖母が王兄ブラッドフォードの乳母をしていたが、魔力を抜かれていることに気付けなかった咎を受けて、その祖母は毒杯を賜わっている。

そのことで、貴族からは遠巻きにされ、結婚相手を探すのにも苦労したが、結局は離婚している。


 アイヴィー

ティグルム王国国王アーヴァインの妹。

ティーの母親。

 

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