第52話 活動休止中にやってたこと

 ご無沙汰してます!

 約1ヶ月の活動休止を経て、最初のアップはこのエッセイにしようと決めていました。ズバリ内容は、「この1ヶ月に何をしていたのか」ということ。たかだか一般人ジャニヲタの水無月やぎの1ヶ月になど興味ないかもしれませんが笑、自分の記録のためにも残しておきます。このテーマに関しても、後々別のエッセイで触れることもあるかもしれないし。


 まぁ何してたかというと、お勉強してました。厳密にいうとこの1ヶ月ではなく、今年に入ってから約半年間ずっと、です。

 というのも、公認心理師っていう国家資格を取りたくてですね。国家試験が今月(7月半ば)にあったので、それを受験していたわけです。これまでは小説執筆の趣味も両立できてたんですが、流石に最後の1ヶ月は追い込みをしなければ……と思い、カクヨムを含む全ての趣味を絶っていました。

 私は趣味が多岐にわたるので、カクヨムも、紙での読書も、話題の邦楽を聴くことも、好きなタレントさんが出ているYouTubeの視聴も全てやめていたことになります。もちろん、キスマイや松井玲奈さんのチャンネル視聴も然り。まぁ正直大変でした。笑



 この公認心理師って資格、「はにゃ?」って方もいると思うので軽く説明すると、

 日本において、心理系唯一の国家資格です。皆さんご存知の臨床心理士は民間資格であり、5年に一度の資格更新が求められますが、公認心理師は公認心理師法で定められた、厚生労働省と文部科学省が関わっている国家資格であり、更新制度はありません。

 ただ、仕事内容はあまり変わりません。公認心理師は医師のような業務独占資格ではなく名称独占資格に過ぎないので、皆さんがイメージするようなカウンセリングや心理検査はどちらの資格でも行えるのです。


 そんなある意味曖昧な資格ですが、現在、公認心理師を取得するメリットを挙げるとすれば……


 ◯ 国家資格なので今後地位が盤石になりそう(そう簡単に消えない)

 ◯ 精神科医と共にカウンセリングを行うと保険適用の可能性が出てくる


 とまぁ、これくらいです(少なっ!)。

 だから良い意味での心理学ヲタクというか、「心を知りたい」「悩んでる人を支えたい」と強く思う人々が汗水垂らして取る資格であるように思います。逆に言えば、「とりあえず持ってれば強そう」とか「白衣着てカウンセリングして、ワイドショーで美人カウンセラーとか言われて出演したい」くらいにしか思ってない場合は絶対取らない方が良いと思います。その動機だけで6年間(学部+院)、35科目の履修及び450時間以上の実習と卒論と修論をやりきり、試験を受けて専門職の道を歩む覚悟があるのか? ということなのです。


 まぁ私は色々な考えや事情があって、高校生の時に心理職に就きたいと思い、そこから◯年の歳月をかけてやっと、国家試験を受験してきたわけです。

 結果はまだ分かりません。でも全力は出せたので、果報は寝て待て、です。


 いやぁ……久々の受験勉強でした。大学時代も資格試験は色々取ってますけど、ここまで本気になったのは久しぶりです。だって年に1回しかチャンスないんだもん。笑

 まずは先輩が勧めてくれた本からいくつかセレクトして買い揃え、過去問を一度解いてみて、そこから計画を立てて着々と勉強を進めていました。オリジナルノートや単語カードも作りましたね。書かないと覚えられないタイプなんです。



 あと意外と役に立った勉強法が、「ドラマを見ること」でした。所詮フィクションとはいえ、やっぱりバカにできないんです。

 特に有用だったのは、天海祐希さん主演の『トップナイフ』、浜辺美波さん主演の『ドクター・ホワイト』、ももクロ百田夏菜子さんと落合モトキさん主演の『僕の大好きな妻!』でした。


 『トップナイフ』は脳外科医が主人公の医療ドラマで、ラマチャンドラン幻肢とかコルサコフ症候群が割とドンピシャの試験範囲でして(用語の説明は割愛します)。このドラマ、最後になぜかミュージカル調で踊り始めるのは謎でしたが笑、普通に勉強になるし天海さん相変わらずカッコいいし、で楽しく視聴してました。


 『ドクター・ホワイト』は私が愛するキスマイの宮田俊哉さんが出演されるということで見始めたドラマです。としくんカッコ良かった。ストーリーは、医療知識以外の記憶を全て失った少女が、ある事情から病院に出入りするようになり、診断の困難な患者の真相を次々と解き明かしていく、というものです。ここではクリプトコッカス症の知識を得まして、公認心理師の参考書で再会した時に「あっ知ってる〜」ってなりました。


 『僕の大好きな妻!』は医療ドラマではなく、発達障害の妻を持つ夫の日常ドラマになります。公認心理師試験で頻出のカウンセリングや心理検査の様子、薬についてはあまり出てこないのですが、何より発達障害当事者の行動や認知の特性が分かりやすく描かれていて、普通に参考になりました。


 勉強って、テレビを含む娯楽=悪! みたいに思われがちですけど、自分でコントロールできればそんなことないよなぁって実感してます。役に立つドラマは色々あったし、息抜きを兼ねることもできるし。実際『ドクター・ホワイト』では浜辺美波さんの透明感と宮田俊哉さんの爆イケなアクションに癒されてましたから。笑



 そんなこんなで、過去問と参考書の勉強、時々ドラマって感じで、この1ヶ月を過ごしていました。他にもやるべきことが色々あってカクヨムをお休みしてましたが、それも結果を待つばかりなので、もう私にできることはありません。笑

 今後もゆるゆるっとエッセイや小説をアップしていきますので、よろしければお付き合いくださいませませ〜!


 ……文章打つの久々すぎて、なんか脈絡のないエッセイになっていそう(いつもそうでしょ)。

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