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まさしく三輪山伝説が原型の蛇聟入り・苧環型の類型の説話ですね。
ですが、この類型の説話で針を武器にする話は初めて聞きました。(可愛いw)
5月5日の節句で使われる武者人形は、菖蒲が尚武に通じるとして、菖蒲兜を飾った物が武者人形に変化したとされていて、これは神を招く人代だったそうです。
この日に菖蒲を軒先にさして菖蒲打、菖蒲湯が行われて、菖蒲の剣先のように鋭い葉やその香りが邪気を払うとされているそうですね。(『図解案内 日本の民俗』福田アジオ・内山大介・小林光一郎・鈴木英恵・萩谷良太・吉村風 編 吉川弘文社 178ページより引用)
民俗学は昔、柳田國男氏や谷川健一氏、吉野裕子氏、フレイザー等の著書をよく読んでいたので、こういう民話は結構好きで参考になります。ありがとうございました。
作者からの返信
お読み頂き恐縮です。
針で撃退!というのはあまり無いのですね。
近距離過ぎて結構勇気のいる武器……^^;
原典は同じと思われても、地方ごとに語られ方が違ってくるというのは本当に面白いです。
うちの地域には「何かと役立つから、女子の嗜みとして縫い針位いつも持っておきなさい」的な女子向け教訓アレンジをした方でもいたのかなぁ💧
武者人形の大もとが、菖蒲に繋がるもの。そして神様に繋がる由来があるとは知りませんでした。単なる武家文化の名残ではなかっんですね。奥深い!
民俗学の本の著者についても、教えてくださりありがとうございます(^^)
メインで書いているものが、和風ファンタジーですので、色々そそられます✨
吉野裕子さんの著作は気になるタイトルが揃っていて、もっと早くに知っていれば💦と思ってしまいました。
うぎゃあっ! 選りにも選って蛇と契る?!🐍
やだやだやだやだやだやだよ~。(ノД`)・゜・。
蛇のことは蛇の仲間内でやってもらえませんか。
当地には、姫が馬や竜と契る民話があります。
馬は大好きですけれど、竜は蛇の親戚では?
好き嫌いが激しいので、恋は無理かもです。(^▽^;)
作者からの返信
ええっ!ダメですか?
美しい男ですよ、イケメンの姿になってやってくるんですよ✨
私はセミがこの世で一番苦手です。
じゃあ、セミがイケメンになってきたら……
ゾゾゾゾゾ……Σ(゚д゚lll)
ゴメンなさい。
200%無理ですね(笑)
素敵なレビューありがとうございます。田舎暮らしのほのぼのと、趣味を書き散らかしているだけですが、楽しんで頂けて、とても嬉しいです
(*´꒳`*)
(;ω;)えー
菖蒲湯の話、知りませんでした。
なんか蛇が可哀想だし、娘さんも好きだったようだし、これって悲劇にしか思えない。蛇さん、大好きな人と子供が出来たのに、いきなり襲われて、勝手に子供を落とされちゃってる。ちっとも娘の意見がない。人々が喜んだとは書いてるけど、それを娘は喜んだかな?
全然納得いかなーい。
(´;ω;`)
作者からの返信
そうなんです(T ^ T)
私の意訳なもので、若干蛇さんに同情的な書き方かもしれないですが💦
当地では概ねこんな感じの言い伝えで…… 。
悪い男に騙されるな〜的な教訓を入れたかったのかもしれないけれど。
え〜、蛇さんと娘さんの気持ちは本当は⁇ とか思っちゃうんですよ。
時に伝説ってちょっと残酷(/ _ ; )