実は……異世界転生物読む人は20~50代です。でもその人たちだって平成に社会に出てるからさすがに「小生」は無理ですよ。それはもうあの世に行った明治生まれや大正生まれの人たちの文章・読者対象ですよね。
最近は新かな世代の文体でも古臭い作品が多く見られましたしなんだったら90年代ラノベと10年代ラノベの文体は全くの別物です。特に妹尾ゆふ子さんとか久美沙織さんとか水野良先生当たりの文章とはまるで違います。だって難読漢字がそこらじゅうにあるもん。ルビを振っているものの。「躊躇う」とか。「寸動」とか。「峰々」とか。「強張る」とか。ロードス島戦記第一巻の『灰色の魔女』の冒頭でいきなりこのレベルですよ。そして「児童文学は嫌だ、でも背伸びしたい、でも大人受けのガチの文学も嫌だ」という人向けだったのが本来のラノベの姿だったんです。
残念だけどたぶん学力的には劣化しちゃったんですよ。久美沙織先生に至ってはDQ5小説版で「貧士」と主人公に言わせています。
作者からの返信
はじめまして、らんたさん。
青切と申します。
解説ありがとうございました。
いろいろと面白いなと思いました。
全体的に読まれるための創作論なのかなと。
作者からの返信
おはようございます。7さん。
(長編)小説の内面的な話を出来るほど、小説を書いていませんしね。表面的な話にならざるを得なかったのだと思います。
ではでは。