幸せな死に方とはなんだろうか

死を望む人にとって、何が本当に幸せなのだろうか?
例えば、自殺者を未然に助ければ英雄譚のように報道されることもあるけれど、その後のケアはどうなるのか。もちろん、誰も亡くならないのが良いとは思うけど、これは私個人の倫理観にもとづく、いわばエゴのようなもので、そこには一切、本人の意思は介在していない。

誰でもよい。悲しみの淵にある時に、自分を愛してくれる人がいるならば、きっと立ち直れるだろし、逃れられぬ死の足音も恐れずに迎え入れられるだろう。たとえそれが悪魔であっても……

死のあり方を考えさせてくれる美麗な物語。是非一読を。

P.s
まぁ私ならば、死に際に悪魔を召喚して、PCのデータを全部消すように頼むでしょう……