第6話 2階層

《ステータスを開いてもいいですか?》

はい いいえ


俺は迷わずはいを押す


サトシ ♂ 22歳 レベル2

パーティーメンバー

サトシ

フウタ

状態 安堵

生力 60/60

魔力 40/40

体力 65/35

装備

頭 無し

体 Tシャツ ジャンバー

手 無し

足 ジーバン

武 棍棒

スキル

棍棒術 レベル1

奇襲 レベル1

恐怖耐性レベル1

水魔法 レベル2

称号

《主》

持ち物

犬の散歩セット

中身

500ml 1本

手袋

タオル

他人に見せる ON/OFF


「まずは、俺のスキルから見ないとな」


棍棒術 レベル1 (常時発動)

 棍棒の使い方に補正が入る


棍棒術は使い方に補正が入るのか、これで戦い方もマシになるだろう、

しかも、魔力が増えたお陰で水魔法も三発なら打てる

次の戦いでは、フウタには悪いが一人で戦わせてもらおう、フウタだけが強かったら

飼い主のプライドにも関わるし、任せっきりなのも嫌だ

もうスキルの説明も見たし、次の改装にも行って良いかな

「フウタ、2階層に行くぞ」

「ワン!」

わかったよ!もうかにかいそうだね

「あぁ、意外と敵もいなかったしな」

「ワン!」

ほんとにてきすくなかったよね

「あぁ、まだ一階層だからかな?」

「クゥーン」

わかんない

「まぁいいや、フウタ、階段降りるぞ」

「ワン!」

わかったよ!


階段を降りると、一階層の構造とほとんど同じだったしかし、1階層とはちがい、水晶や鉱石なのが埋まっているのがわかる


「ここが二回層か、1階層とほとんどおなじだな。」

「ワン!」

「しかし、敵は明らかに強くなっているだろうし緊張感を持った方がいいかもな」

「ワン」

わかったよ、ごしゅじん


階段を降りた先から少し歩くと

道が4つに分かれている部屋に着いた


どの道を行けばいいか、フウタに聞いてみるかな


「なぁ、フウタどちらに行った方がいいと思う?」

「ワンワン」

こっちがいいとおもうよ


そういいフウタは右から2番目の道にあるいていった


「了解、よしいくぞ!」

「ワン!」

うん!


通路に沿って歩いていると、2体のゴブリンに出くわした


1体目のゴブリンは棍棒を持ち

2体目のゴブリンは弓を持っている


「風太、ここは俺一人だけで戦っていいか?」

「ワンワン」

だめだよ!みたことないごぶりんがいるんだから

「すまない、でも今回だけ一人の力で戦ってみたいんだ、フウタが強いのは俺にもわかるがしかし途中で、罠やフウタが怪我していた時に1人で戦えないと、その時が来た時何も出来なくなってしまうのが怖いんだ」

「ワンワン?」

わかったよ、でもあぶなくなったら、たすけるからね

「あぁ、わかってる、」

そう言い俺は棍棒を手にした


「「ギャア」」

不敵な笑顔をしながらこちらに顔を向ける


俺たちに気ずいているようだ

「よし行くぞ!」

先手は水玉を相手の顔にぶつけることだ

「水玉」

そう言うと、手の平に水玉が現れ

弓を持った方のゴブリンに水玉を顔面にぶつける


「ギヤァ」

視覚を一時的だが失はせることに成功した

「ギャア」

しかし、その後ろから棍棒を振り回すゴブリンがいた、だが棍棒術のおかげか、ゴブリンの棍棒を受け流すことに成功する

ゴブリンは受け流されたことに驚くが


「おら!」

後ろに周り棍棒を持った方のゴブリンの頭を後ろからかち割る


もう一体のゴブリンが弓を構えてこちらの方に向ける

しかし水玉の影響か、弓矢はあらぬ方向へと

飛んでいく

そこでふと思い出した

水魔法ってレベル上がっていたよな


水魔法

水玉

水矢

レベル2 水矢 費用魔力 20

水の矢を作る


水矢か使ってみるか。


「水矢」


水が矢を型取り敵の方に向かい

水矢はゴブリンの心臓に突き刺さる


「ギャ!」


そう言い残し、ポリゴンとなり消えた


《ゴブリン1 ゴブリンアーチャーが倒されました

サトシ 2→3 になりました

物陰に隠れていたフウタがこちらに走ってくる


「ワン!」

よゆうにかてていたね!

「あぁ、自分でも驚いてるくらいだ」

「ワン?」

そうなの?

「まぁな、受け流しができるとは思っていなかったし、倒すときにいつも感じてた恐怖も無くなっていたからな」

「ワンワン!」

そうなんだ、でもつぎのたたかいでは

ぼくだけでたたかってもいい?

「あぁ、俺のわがまま聞いてくれたからな

「ワン!」

ほんと!

「あぁ、マジだ

「ワン!」

やったぁ!

と言いながらフウタの尻尾が激しく揺れる

「それじゃあ取り敢えずドロップ品の確認だな」

「ワン」

そうだね!


棍棒

弓 


いつも通りの棍棒とアーチャーが持っていた弓と矢か、まぁ、予想通りかな


「ドロップ品も確認できたな」

「ワン」

じゃあさ、はやくさきにすすもうよ!

「いや、その前に、一旦休憩だ」

「クゥーン」

えーさきにすすもうよ

さっきまで振っていた尻尾が旧に元気を無くした

「そうしたいんだがな、魔力の回復がしたいんだ、だから一旦休憩だ」

「ワン!」

わかったよ、でもまりょくのかいふくができたらさきにすすもうね

「あぁ、わかってるって」



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ダンジョンができたので犬と一緒にダンジョン内を散歩します 野山亜郷 @noyamaasato

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ