誘拐事件
説明
皆さんは「デスゲーム」って知っているでしょうか? 今昔問わずこれを題材とした作品が爆発的な人気を博していたりしていますので、知っている方も多いかと思います。
ちなみにですけど僕の事は知っているでしょうか? これを読んで下さっているという事は知っているのだろうと信じたいです。もし知らないというのであれば同級生の妻と魔王の幼女と同棲する現役高校生エッセイストであると覚えて帰って下されば結構です。
話を戻しますが、デスゲームの冒頭って、大体はよくわからない屋敷だったり無人島だったり密室だったりに主人公たちが送り込まれるところから始まりますよね。そして主催者からあれやこれやと難題を出されて、最終的に殺し合うしかない! って感じになって、普段は理性という鎧で覆っている汚い部分や暴力的な本能が刺激されてやがては血沸き肉躍る地獄絵図になるって感じですよね。
まるで人の死を娯楽のように扱う題材ですから、好き嫌いが非常に分かれるジャンルだとは思うんですけど、僕は結構好きな方なんです。特に今際の際なんかに放たれる本性と本心! 「死にたくない!」と情けなく泣き叫ぶ嫌な奴の顔芸! あれはきっとデスゲームものならではの展開だと思います。ラブコメでもなんかありそうですけどね、何かのアレで本心と本性が露わになって修羅場になってっていうのが。
でもいいんです。僕はデスゲームを愛しているんですから。何かサイコパスなゲームマスターっぽいですね、この台詞。
そんな訳で、今回の事件はなんと僕と、エビ子までもがそんなデスゲームのような何かに巻き込まれてしまうといったところから始まります。そこで出会う個性豊かな人たちと明かされる僕の真実!? みたいな話です。
僕の真実って何だよと思うかもしれませんが、この世界には神にも等しい存在を名乗る変な人もいるって話です。
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