応援コメント

にくにくしい歌」への応援コメント

  • タイトルも短歌なのも面白いです♬
    本編読み直してきたんですが、不協和音の歌ってワイバーンの…?
    食べた後で、おなかの中から?
    あと、四人のうちの「ござる」口調の人の名前がわからなかったんです…なんでしたでしょうか…(本編の疑問をここで訊く人)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    本編から元ネタ拾っていただいて嬉しいです。おなかの中からか…新たなワイバーン登場か…ご想像にお任せします(笑)

    そうなんです、実は「ござる君(仮)」だけ、一度も名前が出てこない仕様になっているのです。誰にも名前を呼んでもらえない悲しみとともに、このキャラについては無限の可能性(?)をお楽しみください。(きっと…忍者とかサムライとか……遠い目)


  • 編集済

    焼きたれば 肉のあじともわかぬまに 空になくなる わいばぁんやな

    第5963回世界和歌大賞 【短歌の部】準入選

    [寸評:マケドニアン五郎之介・松平]
    焼くと言う行為が野外を示し、社畜がたまの休暇を楽しむサラリーマンの悲哀が良く表れています。焼肉のタレについても家族の好みに合わせて自分の好きではない風味を使用していることをあらわす「れば」が家長であるにかかわらず家族での身分が如何程であるか悲しみが込められています。
    「肉のあじともわかぬまに」の下りで余りの美味に味わうことすら敵わず焼肉は飲み物であることを表現すると共に、ワカモトを飲んで腹具合を調整することが隠されており、高度な技法が垣間見れます。
    また、「空」の文字にワイバーンが空に居なくなる程狩り獲ってきたが、それも直ぐ食べてしまい空になると言うソラとカラの両方の意味が使われており、三丁目のお留婆さんも唸る用法です。最後の「わいばぁんやな」には季語が二つ含まれており、ワイバーンが良く見られる春先とBURN、つまり火種が使われる冬の時期となっていることから、季節外れのワイバーンが現れた表現となっております。
    時期外れな季節を感じさせられ、社畜人生が良く表現された短歌と言えましょう。

    作者からの返信

    この度は大変栄誉な賞をいただき、誠にありがとうございます。まずは関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。
    これまで指導してくださった恩師バシレウス・ビッグマウス四世ならびに共に切磋琢磨してきた仲間たちにも、この場をお借りして感謝の意を伝えたいと思います。それと、支えてくれた家族……みんな、見てるかー!父ちゃんやったぞー!
    マケドニアン五郎之介・松平様にいただいた評価は、自分でも気づかなかった深層心理が鋭く突かれていて、なるほどと唸らされました。今は額縁に入れて我が家の居間に掲げています。子供たちには朝晩2回と焼肉の前に復唱させ、間違えたら焼肉は食べさせません。今流行りの、焼肉式教育法ですね。
    そうですね、今後は三年後の第5964回大会に向けて、さらに腕を磨いていきたいと思います。おろし玉葱を丹念に擦りこんでコーラに浸けこむと良いと小耳に挟んだので、日課にしています。心なしか、最近ツヤが出てきました。
    次こそは大賞をとって、子供たちの……養育費に……。