詩集を読んでいるかのような「美しさ」

最初の方は2人の関係性に焦点が当てられているため、人物中心の描写でとても上質な百合を感じますが、私が本当に素敵だと思うのはお互いの思いが通じあった後のお話です。
両思いになった分、今まで控えめであった背景の描写が書き込まれていき、四季折々、音楽などを通じてお互いに愛を深めていくのが本当に綺麗で美しいです。
作者様の書き方が本当に素晴らしくて、私が色々とあさってきた中で1番綺麗な文章を書く方だと断言出来るほど。百合小説を読んでいて、初めて百合よりも文章の美しさに心惹かれました(もちろん百合込みでの美しさでもあると思います)。
ぜひ1度読んでみて、様々な美しさを感じて欲しいです。

作者様へ
陰ながら一ファンとして応援しています。