癒す人
増田朋美
癒す人
癒す人
暖かく日差しが照っていて、のんびりした日であった。朝、富士市付近で小さな地震があったらしいが、それ以外の事を考えれば、あまり大きなことはない一日であった。
その時、杉ちゃんたちは、今日も製鉄所にて、水穂さんにご飯を食べさせようとやっきに成っていたところであった。いつまでたっても、水穂さんはご飯を食べようとしないので、しまいには杉ちゃんのほうがやけになって、
「もういい加減にしてくれよ!ご飯ぐらい食べてくれ!」
と言ってしまう有様であった。
「もう食べる気がしないなんて言わないでくれよ。そんな言い逃れはしないで、ご飯くらいちゃんと食べてくれよな、頼むから。」
「困りますね。水穂さん。」
部屋にやってきたジョチさんが、杉ちゃんに言った。
「ただ寝ていればいいってわけじゃないんですよ。ちゃんとよくなると意思を持たなくちゃ。治らないと言っても、前向きで居なきゃね。」
「ほんとだほんとだ。もちろん医者のいうことは気にしなきゃいけないが、でも、よくなりたいという意思は持たなきゃな。それはやっぱり、本人の心の問題だなあ。」
杉ちゃんとジョチさんが相次いでそういうと、製鉄所の玄関の引き戸がガラガラっと開いた。だれだろう、と杉ちゃんがいうと、
「竹村です。クリスタルボウルのセッションに参りました。今日は、ひとり見学したいという人がいますので、一緒に連れてきましたよ。」
と言いながら入ってきたのは、竹村優紀さんと、一寸おどおどした雰囲気のある、ひとりの女性である。
「彼女は石塚麗奈さんという方で、以前近隣の総合病院で看護師をしていたそうです。ですが、諸事情により、クリスタルボウルヒーラーを目指すことになりました。今日はセッションを見学したいというものですから。」
と、竹村さんは説明した。
「よろしくお願いします。」
石塚麗奈さんと言われた女性は、そういって、静かに座礼をする。
「はいこちらこそ、よろしくお願いします。じゃあ、セッションを始めていただけますか。水穂さん、かなり疲れているみたいだから。」
と、ジョチさんがいうと、杉ちゃんの困っている顔を見た竹村さんは、
「分かりました。じゃあ、始めましょう。」
竹村さんは、専用のケースから白色のクリスタルボウルを取り出して、自分の前に七つ置いた。
「それでは皆さん、楽な姿勢で座ってください。つかれた方は、寝転がって聴いていてもかまいません。いずれにしても、クラシック音楽を聞くような、そんな堅苦しいことを要求する楽器ではございません。」
竹村さんはそういって、マレットを取り、クリスタルボウルを叩き始めた。ごーん、がーん、お寺の鐘のような何処か懐かしい音である。叩くだけではなく、マレットでクリスタルボウルのふちをこするという奏法もある。これをすると、不思議な音が持続し、何とも言えない気分になるのであった。杉ちゃんもジョチさんも、黙ったままそれを聞いていた。ただ、水穂さんの方は一寸疲れてしまうらしく、時々せき込むことがあった。それを、竹村さんの付き人である、石塚麗奈さんがじっと見ている。「それでは、終わりです。皆さんリラックスして頂けましたでしょうか?」
と竹村さんがマレットをおくと、杉ちゃんもジョチさんも拍手をした。
「ああ、ありがとうございます。健康な人も、そうでない人も一緒に受けられるセッションというのがこのクリスタルボウルセッションの良いところとなっております。音楽というのは、始めはみんなそうだったと思うんです。それがだんだん、身分とかそういうもので分離されてしまうようになってしまいましたが、何処の国でも始めはみんなで共有する物だったと思うんですね。」
竹村さんは、そう説明した。
「そうですね、確かに音楽とはそういうものですよね。誰でも気軽に聞ける物であって欲しいですね。」
と、ジョチさんがそういうと、彼女、石塚さんはなるほどという顔をした。ジョチさんが竹村さんにクリスタルボウルセッションの御礼として、茶封筒を渡すと、竹村さんはにこやかに笑って受け取った。
「じゃあ、また来週こちらに来ますから、よろしくお願いします。水穂さんも其れまでには、ご飯を食べてくれるようになるといいですね。」
竹村さんにこやかに笑ってそういった。
「そうだなあ。それが僕たちにとって、大事なことだよ。このままだと、本当に食べれないで、永久にこっちに来ないようになっちゃうかもしれないもん。」
と、杉ちゃんが言った。
「もちろん、これが、何かを変えるとか、そういうことは無いと思いますよ。でも、水穂さんの心が楽になってくれれば、それは、クリスタルボウルセッションの効果が出たことになると思います。僕たちにできるのは其れだけです。」
「竹村先生、ありがとうございました。水穂さんが、これからはご飯を食べてくれることを期待して、又次回も御願いします。」
ジョチさんは、クリスタルボウルを片付けている、竹村さんに、そういった。竹村さんは、にこやかに笑って、ええ分かりましたといった。
「お前さんも、何か感じ取られた事あった?セッションを見学してさ。」
と、杉ちゃんが黙っていた麗奈さんにそういうと、
「あ、ああ、あたしはただ、見学していただけなので。」
そういう彼女に、
「ヒーラーを目指すなら、何か感じ取って欲しいんだけどなあ。別に実験しに来たわけじゃないぜ。もちろん効果だって、しっかりあるわけじゃないけどさ。」
と、杉ちゃんはにこやかに言った。
「まあ、初めて、こういうセッションを見学させて頂いたので、感想というものは一寸。」
と、彼女は言った。
「そうなんだね。お前さんは、クリスタルボウルのヒーラーを目指しているわけ?」
杉ちゃんにそういわれて、彼女は、どうしたらいいのか分からないという顔をした。
「私は、まだよくわかりません。どんなヒーラーになっていこうか、まだ、どんな職種があるのかとか、あまり知らないんです。」
そういう麗奈さんに、杉ちゃんは、はあと一つため息をついた。
「まず初めになあ。お前さんは多分だけど、看護師という仕事が辛くて、逃げてきたんじゃないの?そういうことをいうのなら、ヒーラーのほうが看護師より大変だよ。個人でなんでもやらなきゃならないんだから。看護師は病院で守ってもらえるけどさ。ヒーラーというのはそういうことはないんだからね。」
と、杉ちゃんは、デカい声でそういうことを言った。それでは、だめだなあという顔をしてジョチさんも彼女を見た。
「看護師は、医療関係だけしていれば良いと思いますが、ヒーラーというのは、クライエントさんの人生に関わる職種ですからね。」
そういうジョチさんも、何だか彼女を見てあきれてしまっているようだ。確かに、世のなかを甘く見ていると思われるかもしれない。
「まあ、そういうことは、急に決めようとすると、気持ちが急いで、いい結果というものは出ないもんだからな。しっかり、でもゆっくりやりな。」
杉ちゃんに言われて、麗奈さんは申し訳なさそうに頭を下げた。
「いいんだよ。まだ若いんだし、一度や二度で、人生が決まるわけじゃないから。まあ、ゆっくり、休んでそれっから決めな。」
その間に竹村さんは、次回来訪する予定日をジョチさんに告げて、製鉄所に入ってきた利用者の話をしていた。その話を、麗奈さんは、興味深そうに聞いていた。
「ここでは、どんな人が来ているんですか?」
と、彼女は聞いた。
「ああ、いろんな人が来てますよ。家に居場所がない人ばかりではなく、通信制の学校なんかに通っている人もいますし、就職して、仕事の残りをここでやっていく人もいます。あるいは、作家を目指して、雑誌などに投稿する原稿を書いている人もいます。」
ジョチさんが答えると、
「みんな、心とか、体に問題があるひとなんでしょうか?水穂さんのように、何か医療を受けられない重大なわけがある人ばかりなんですか?だって、水穂さんだって、今の病院に行けば全然余裕で治りますよね。耐性が出てしまうのは問題ではあるけど、それは中途半端な治療でなければ、そうなることはないですよ。それができないというのは、やっぱり何か理由があるからでしょう。そういうところ、なんか聞いてみたいっていうか、そんな気がして。」
と、麗奈さんは言った。
「興味本位で来られちゃ困るな。みんな、重たい事情を抱えているんだからな。それを面白おかしく扱ってしまったら、さらに困った顔をする奴も出るだろうからな。」
杉ちゃんが直ぐ其れを言うと、
「いえ、私、そんなつもりで言っているんじゃありません。ただ、私は、今まで自分の人生が順風満帆すぎてしまって、初めて挫折したような物なので、何か、そういう人たちと話して、立ち直れるヒントがえられれば良いなと。其れっていけないことでしょうか?」
と、麗奈さんは直ぐ言った。
「そうなんですか。でも、ここで扱っている利用者さんは、みんな生ものです。機械のように、直ぐに答えが出るような物ではありません。それを忘れないで、利用者さんたちに接するということは、守っていただけますか?確かに、人手が足りなくて、困っていることは事実ですが。」
とジョチさんが急いでいうと、
「ええ。其れなら私をしばらくここへ通わせてください。利用者さんたちの話し相手になるしかできないかもしれないけど、なにかえられるように頑張ってみます。」
と、麗奈さんは言った。
「それでは分かりました。じゃあ、あなたにも、ここで手伝って貰いましょう。」
ジョチさんはリーダーらしくそういうことを言った。竹村さんが、おめでとうよかったですねと小さい声で言ったのが聞こえてきた。
その翌日から、彼女は、製鉄所の利用者たちの話し相手になるという名目で、製鉄所を手伝うことになった。単に話し相手というだけではなく、製鉄所の掃除等も担当することになった。ご飯をつくることは、杉ちゃんが担当した。杉ちゃんが、雑炊を完成させると、麗奈さんが杉ちゃんに、
「あたしが食べさせます。看護師だったから、食べさせることは出来ますから。」
と、言ったので、杉ちゃんはよろしく頼むよと言った。麗奈さんは、おかゆの入った器をもって四畳半に行った。
「水穂さんご飯です。食べてください。」
と言って、麗奈さんがふすまを開けると、水穂さんは布団に寝たままであったが、ひどくせき込んでいた。麗奈さんは、器を畳の上において、水穂さんを横向きに寝かせなおして、背中を叩いたりして、出すものを出させた。
「水穂さん、大丈夫ですか。もうちょっと食べ物を食べて体力をつけて、もっとしっかりした病院へ行きましょう。そうすれば、きっとよくなりますよ。大丈夫。今は明治とか、大正じゃないんですから、ちゃんと治ります。」
「だから、それは言っちゃいけないんだってば。その言葉のせいで、水穂さんはどんなに苦しんだと思っているんだ。」
そういうことをいう麗奈さんに、杉ちゃんは急いでやめさせた。
「だって今は、ちゃんと治せる時代なんですよ。」
と麗奈さんが言うと、
「それは、普通の人間であればの話し。水穂さんのような人間は、普通に扱われる事なんてできやしないんだ。明治とか大正とかじゃないって言っても、人種差別は依然としてあるんだよ。それを忘れないで!」
と、杉ちゃんは言った。
「之だから、医療従事者ってのは困るんだ。偉いと思いすぎて、自分の見たことしか信じなくなる。だからやなんだよ。こういう人雇うの。」
「そうはいっても、水穂さんには治療が必要です。そういうこと言うんだったら、早く医療機関に連れていくべきだと思うんですけど。」
「だからあ。治療を受けさせに行ったとしても、どうせこんなやつをうちの病院に入れたくないってたらいまわしにされるのが落ち!其れだったら、こっちで面倒見た方がいい!」
杉ちゃんと、麗奈さんがそういうことを言っていると、水穂さんは又せき込みだした。麗奈さんはほら、早く何とかしてあげなくちゃと言って、水穂さんに薬を飲ませてやった。
「これ、本当に抗生物質なのかしら。この液剤ただ、出血をとめるだけの薬じゃないの?それを飲ませても、原因となる結核菌を叩かないと、解決しないわよ。其れなのにどうして?」
「あーあ、だからあ。そういう事が、水穂さんにとって、本当に辛いことなの。そういう優しさというのはな、時に人種差別になるんだ。それを忘れないでくれよな。お前さんも医療従事者なら、ただ鼻の高い態度をとるだけではなく、誰でもかまわず奉仕する精神を身に着けような。」
杉ちゃんに言われて、また麗奈さんは、わけのわからないという顔をした。
「いずれにしても、同和問題は、まだまだ解決しませんね。お前さんだってさ、その言葉を聞いたら
、絶対嫌だと思うんだよね。いいんだよ。それが普通の人がする態度だから。それをしないっていうやつは、人権養護する偉いひととか、そういうもんだろ。」
確かに麗奈さんの動きも、戸惑いが見られる。
「そんな。じゃあ私は、同和地区の人を今、相手にしているということなの?こんなに綺麗な顔してた人が、同和地区から来たなんて、何かの間違いじゃないのかしら、、、。」
「いや、之ばっかりは本当だ!お前さんは、そういう奴を相手にしているんだ!」
杉ちゃんは、そういう麗奈さんに声を荒げていった。
「どうせ、お前さんが思っている同和地区の人のイメージなんて、物乞いとか、そういうのしかないだろうね。ま、こういうやつもいると思ってくれ。」
「ええ、ええ、私、私、、、。」
一寸パニック状態なのか、彼女はそういっている。
「まあ、それはしょうがないと思うよ。でも、それは仕方ないことだからさ。お前さんが受け入れてくれるしか、ないよな。まあ、お前さんは看護師でよかったかもしれないよ。いずれにしても、こういう奴を扱わない病院を選ぶことだってできるんだからな。」
杉ちゃんは声を一寸落として、彼女にそっといった。確かに、こういう女性であれば、同和地区の出身者をどう扱うかという教育は、必ず受けているはずだ。そして、もしかしたら、看護現場でそういうひとが実際に来た場面も見ているかもしれない。それで同和地区の出身者のイメージというのは、もう頭の中で固まっているかもしれない。
「幾ら、相手が重い病気であって、今すぐ何とかしなきゃいけないとなっても、きっとそういう事だと分かれば、直ぐに嫌だと言って、放置する。そして、今年は間が悪いとか、変な奴がこの病院に来たとか、そういうことをいう。それが当たり前だから、気にしなくていいよ。」
と、杉ちゃんは言った。
「そういう事だから、そうなっちまうんだ。平和というのはそういうもんだぜ。だれにでもってことは絶対にないの。」
「そうなんですね、、、。私も分かりますよ。そういう、あの、そういう人たちを、普通に受け入れなきゃならないって。でも、実際に接するとなると、ごめんなさい、どうしても、今までに言われたことが頭をよぎって、ごめんなさい。どうしたらいいんだろう。私、どうしたら、、、。」
「まあ、そういうことならな、そういうやつに会わない病院を探して、そこで働きな。答えがみえたじゃないか。とにかくな、よほどの人権愛好家出ない限り、水穂さんみたいな人を看護できることは絶対にないよ。」
杉ちゃんは彼女に優しく言った。それは、何処か本当の優しさではなくて、別のやさしさのような気がした。
「ごめんなさい、、、。」
と涙を流して泣く彼女に、杉ちゃんは今日はもう帰っていいよと言った。彼女はそうさせてもらいますと言って、四畳半を出ていった。
翌日。
「そうだったんですか。そんなことがあったなんて、僕は全然気が付きませんでした。何だか彼女に悪いことをしてしまったような。」
と、水穂さんは、布団の上に横になったまま、そういうことを言った。昨日のやり取りを聞く前に、水穂さんは薬が回って眠ってしまったのだ。
「いいんだよ。どうせろくなこと言わないから、そういうやつはな。自分だけが偉いと思い込んで、変な方へいっちまうもんだ。本当にお前さんは気にしなくていいよ。」
と、杉ちゃんがそういうが、水穂さんはまだ落ち込んだままだった。ちょうどその時、こんにちはと言って、天童あさ子先生が入ってくる。彼女と一緒に、なぜか、石塚麗奈さんがいた。何だもう、来ないのかと思ったと杉ちゃんが言うと、天童先生は、製鉄所の玄関前で戸惑っているようだったから、連れてきたのよ、と言った。そして、彼女を水穂さんのそばに座らせて自分も近くに座る。
「水穂さん具合はいかがですか?最近疲れたりしていない?」
天童先生が聞くと、
「変わりありません。」
と彼は答えた。
「変わりないか。それは、一寸期待外れの発言だわ。まあ、悪くなったというより、まだいいとは思うけど。」
と、天童先生が言う。
「確かにそうなんだけど、ご飯を食べてくれなくて、困っております。」
と、杉ちゃんがそういうことを言った。
「じゃあ、いつも通りやってみましょうか。もし吐き気がしたら、どんどん吐き出してしまっていいのよ。そのためにやるんだから。」
天童先生は、布団をとって、右手を水穂さんの背中に当てた。麗奈さんには、ただ触っているだけしかみえないけど、実はこれ、立派な国際語にもなっている民間療法なのだった。科学的になんでも効果があるわけではないけれど、しっかり、日本で伝承され、海外でもしっかり認識されている物である。天童先生が水穂さんの体を撫でたり触ったりしていると、水穂さんは又せき込み始めてしまった。麗奈さんは、またと言いたくなったが、天童先生が大丈夫だという。そのうち、水穂さんの口もとから、内容物が漏れ出してきた。杉ちゃんがそれをチリ紙でふき取ってやった。とにかく出せるものはできるだけだしましょう、と天童先生は言ってさらに背中をさすってやるのだった。水穂さんは、何回かせき込んで中身を出していたが、数分後に中身は出なくなった。
「よしよし、溜まったものは全部だした。」
と、天童先生は水穂さんの体から手を放し、かけ布団をかけてやった。
「ありがとうございました。」
水穂さんが申し訳なさそうに言うと、
「いいんだよ。薬と違って、眠らずに済むんだから。そのほうがよほどいいよねえ。」
と、杉ちゃんに言われて、水穂さんははいと頷く。
「私、やっぱり、先生や、竹村先生のような、ヒーラーになりたい。」
と、麗奈さんは小さい声で言った。
「だって、そのほうが、医療を受けられない人も癒してあげられるもの。」
「本当は医療者もそう思わなきゃいけないんだけどね。」
と杉ちゃんはぼそりと言った。
癒す人 増田朋美 @masubuchi4996
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