ご案内

品出しをしていると、よく商品がどこにあるのかを聞かれます。

その場合、その場所までご案内するという取り決めがあります。


ただ、自分が知っている商品の問い合わせであればよいのですが、知らない商品の問い合わせも結構来ます。

それを詳しい人に聞くため、夜間の品出しスタッフはみなインカムをしています。


お客様によく聞かれるのが「卵はどこにありますか?」です。これは反射神経で対応できます。

次が料理に使用する食材や調味料などですね。

知っているものならば即答ですが、知らないものやうろ覚えの物だとインカムを通して問い合わせです。


「浅漬けの素ってどこですか?」

「はい。こちらになります。 ご案内いたします」


「アオサってどこですか」

「少々お待ちください。 (商品の確認になります。アオサって取り扱いあったと思いますが、どのあたりにありますか)」

「(アオサは、〇×通路に乾燥したものがあるのと、水産コーナーに生のものがあるけどどっちかな? どこにいる?そこ行くよ)」

「(あー豆腐の前あたりにいます)ただいま詳しいものが参りますので少々お待ちください」


「これ箱でほしいんですが在庫ありますか?」

「少々お待ちください。確認してまいります」

・・・

「商品こちらになります。 レジまでお持ちいたします」


「この前まであった〇〇って商品を探しているんだけど移動しちゃったのかな?」「少々お待ちください。(商品の確認です。〇〇ってまだ取り扱ってますか?お客様からのお求めです)」

「(〇〇は先週までで取り扱いを終わりました。その旨お伝えください。)」

「(はい。承知しました)申し訳ございません。先週まで取り扱いがあったのですが、今秋より取り扱いを終了しているようです。」


こんな感じ。



聞かないで分かるようになればいいんだろうけど、詳しい人に聞いたほうが早いのは間違いないので

お客様をお待たせしないためにはさっさと聞いて対応するが正解ですね。


偉くなるにはわからないとダメなんだろうけど、一応わたしゃダブルワーカーなのでそんなに偉くなるはずはないので。

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