見切りオペレーション

オペレーションの話を続けます。


基本的に品出し担当はどこでもできるように教育されます。

とは言っても、基本は和日配、洋日配、見切りの3種類があります。

見切りは、みなさん大好きなやつですよね。

てなわけで、今回は見切りの話。


見切りの周りには絶えずお客さんがいます。

所謂ハイエナどもです。

あ、スタッフがそんなことを言っているわけではありません。

私の認識です。

私も他の店舗ではハイエナになりますからね。


それはさておき、見切る側は結構大変です。

取扱期限に近づいているものを見つけて値引きシールを貼る。

簡単に言うとそうなのですが、意外と時間がかかるもんなんです。


また、時間により値引率を変えて、基本的に売り切りを目指します。

なので売れ残ったら負けです。


ただし、店員の閉店後の楽しみでもあります。

売れ残りのものは大体半額シールが貼られていますのでお安く購入できます。

残るか残らないかは社員を含めたスタッフの腕次第ですが、もちろん天候も左右します。


雨が降ると客足が鈍り売れ残る確率が高くなります。

半額値引きになっているものは売れなければ基本廃棄です。

だったら投げ売りでもということで、稀に業務終了後に祭りが開催されます。


例えば5000円の和牛が1000円になったり、798円の刺身が200円になったり、598円の弁当が200円になったり……

値段設定をする人の匙加減によりありえない価格になります。


この辺は役得なのとフードロス回避ということで納得いただければ幸いです

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