第15話 書くのが上手くなるための読みかた

 ごめんなさいまーた脱線します!

 いただいたコメントが気になったら、その都度つついていくスタイルです。笑


 4話で、日記をつけるといいよ〜って言いましたね。あれは書く練習です。

 今回は、自分の文章を見つけるための、「読みかた」のお話にします。まだ書きなれないよ〜って人向けなので、「もう慣れてるもんっ」な皆さんはスルーで大丈夫な内容でーす! ちなみに、わたしが教科書にしてる本に書いてあった方法を、わたしなりにアレンジしたやつです。ちょっと大変です。笑


 本当に「上手になりたいっ!」て思ったら、うふふ楽しい、うふふ! な読みかたとは、違う読みかたが必要になってきますよ。


 まず、ご自分のお好きなプロ作家さんを3人程度リストアップしてみてください。憧れの作家さん、こんな文章を書けるようになりたい! って気持ちで考えてみてくださいね。ジャンルは揃ってなくても大丈夫です。

 2人じゃちょっと少ないかな。4人だとちょっと大変が過ぎるので、やっぱ3人が理想だと思います。


 カクヨムとかのウェブ小説ではなくて、紙の本を出されてる方で探してください。

 なんでかっちゅうと、

・赤えんぴつで書き込みをしてほしい。

・紙の本は校閲がしてある。

・書籍化されているということは、デビューは何らかの受賞作であることが多くて、大多数に受け入れられる書き方をしてある。

からです。

 3人思い浮かびましたか?

 もしも、おいらウェブ小説しか読んだことないぜ! って方がおられたら、ご自分がお好きなウェブ作家さんのお好きな作家さん、を、リサーチしてみてください。


 そしたら、その3人の、デビュー作から3作(デビュー作、2作目、3作目)を、買ってきてもらっていいですか。合計9冊なんですけど。そんなに買えるか! って場合は、3人のデビュー作だけでいいです。最新作はいりません。デビュー作が必要です。

 なんでかっちゅうとね、冊数が増えるに連れ、慢心が出てくるからなんですよ。デビュー作が一番よく練られて、無駄なく丁寧に作られています。それが必要なんです。


 手元にその、お好きなプロ作家さんのデビュー作が揃ったら、さっそくページをめくっていきますよ! 利き手に赤えんぴつ持っててくださいね!

 一度読んだことあるものだとしても、1ページ目から、ゆっくり読んでいきますよ。そんで、

「この表現たまらーん!」

と思うところに、赤えんぴつで線を引いていってください。

 急がなくていいです。一日数ページずつでいいので、ちょっとずつ読んで、「ここ好き!」と思うところに赤えんぴつで線を引いていく。

 最後まで読みましたか?

 そしたらもう赤えんぴつはいりません。

 その本を、あと2回読んでください。

 ちなみにわたしは、ほぼ暗記するまで繰り返し読みました。10回では足りないほど読み込んだと思います。でもそこまでする必要はないです。笑


 それを、3人分繰り返してほしいんです。可能であれば、9冊。どんだけ時間がかかってもいいですよ。ゆっくりでいいです、疲れますから。最低9回、最高で27回読んだことになりますね。

 そんだけしつこく読むと、その作家さんたちの素敵エキスを、ご自分のなかに取り込むことができます。書いてある内容ではなく、「どういう書きかたをしているか」を、無意識のうちに頭に叩き込む作業なんです。


 赤えんぴつで線を引くのは、流し読み防止です。内容だけを追って満足してしまうのを防ぐためですね。繰り返し読むときも、赤線は目に引っかかりますから。あと、「自分はこういう表現が好きなんだな」っていうのを、客観的に知ることもできますしね。

 3人ってしたのは、1人2人では、単なる模倣に近くなってしまうからです。数人の中からいいとこ取りをして、それをぜーんぶ自分のものにしちゃいます。そしたら単なる模倣ではなくなって、自分のオリジナルの文章に繋がりますよね。


 たくさんの本を読むのももちろん素敵なことですが、良質な1冊を繰り返ししつこく読むのも、上手な文章を作るためには大切なことだったりします。

 「どうしても今より上手くなりたいんだ!」って気持ちのある方は、騙されたと思って試してみてくださいませ。

 変化は自分の気づかないところで出てきたりします。

 情熱のある方は、お試しあれ〜、です!


 さて、次こそ三人称にいきたい! 笑

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