第6話 大事なこというの忘れてた

 大事なことに限って忘れますよね! どうでもいいことは覚えてるんですけどね! 笑

 そう、大事なこと書くのを忘れてるんですよ。


 もし、「添削やってみたい!」と思われてるかたがおられたら、お願いがあるのです。

 勝手にやんないでください。笑

 あ、違うのよ、別にね、わたしの仕事を取らないで! とかそういうことではなくてですね。

 お相手の作者さんに、

「添削してもいいですか」

って聞いてあげてください。

 だってよく考えて! 今からあなたは人を不快にさせようとしてるわけですよ! 急に車に轢かれるのと、「轢いてもいーいー!?」って聞かれてから「だめぇ!!」って防御できる状態でいられるってのは、全然違うと思いませんか。

 痛いから急に轢かないでください。

 怪我したらすぐには治らないのです。

 「轢くよ!」「いいよ!」のやり取りはとても大切ですよ。


 時々、頼みもしないのに指摘してくる人がいますね。皆さんももしかしたら経験があるかもしれません。

 それを、「ありがたい」と思う人と、「鬱陶しい」と思う人と、「腹立たしい」と思う人がいます。

 それは、その人の性格もあるし、文章に対する姿勢の違いもあるし、お互いの関係性にもよると思います。

 ちなみにわたしは、仲のいい人からの指摘なら「ありがたい」、特に交流のない人からの頼みもしない突然の指摘は「鬱陶しい」と思うタイプです。


 誰だって無用な事故は避けたいですよね。

 なので、添削したいときには、あらかじめ確認を取りましょう。

 豆腐メンタルの人が一方的な指摘でショックを受けて、怖くなって書けなくなっちゃったらどうしますか。

 優しさの姿をしたただの暴力になっちゃいます。

 腹を立てられて喧嘩に発展してしまったらどうしますか。

 揉めたらお互いに「書くのが楽しい!」がなくなってしまいますよ。

 結局は人間関係なので、上手くやってほしいです。




 そんでね!! いつもの癖で当たり前のように話題を変えますが、これを読まれた方々が一番知りたいのは、もっと具体的な話だと思うんですよ!

 うん、あの、最初から分ってはいたんだけどさ、これやると評論みたいになっちゃうから、敢えてシカトしたんです。

 でもほら、一見さんお断りって言っちゃったから、代わりにやっぱり書いたほうが良さそうな気がしてきまして〜……。

 一晩寝て起きて、決めました。

 次ページから、具体的に「ここ気をつけるといいよ!」ってところを、ひとつずつ紹介していきますね。人から言われる前に、自分で気をつけることができたら、それが一番ですもんね! ご自分の書かれたものと照らし合わせて見ていただけるように書いてみたいと思います。

 エッセイなので、あくまでもわたしが思うには、っていうかたちにしたいです。

 最初に取り上げたいのはこれ。


『ぶちぶち千切れてるぜ問題』


 お楽しみに。笑

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