第5話
仕事が順調になってきた頃、
昇進の話が上司からおろされた。
しかし、その為には引っ越さなければならない。
君と離れる事は考えられなかった。
覚悟を決めた。
クリスマスの日、
君にプロポーズをする。
当日はそわそわして緊張が隠せなかった。
待ち合わせに遅れてきた君に冷たくしてしまう程、余裕がなかった。
ダイヤ付きのネックレスを渡して気持ちを伝えた。
あぁ、全然上手く喋れないや。
それでも君は僕について来てくれると言ってくれて安心した。
そこからはお互いの両親に挨拶に行ったり、両家顔合わせもした。
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