倒錯ゲーム開発日誌 〜会社に内緒で〝男の娘〟をしてるのがバレて人生終わったと思ったら美少女の彼女ができて一緒に創った〝乙女ゲーム〟が大ヒットしてしまった。〜
第14話:弊社社員が美少女を好きだった件。
美少女が小説家に告白されるルート。
第14話:弊社社員が美少女を好きだった件。
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【前回のあらすじ】
姉さん! 事件です!
あざとく可愛い〝
三次元の方は、ぼくのコスプレなので、ちょっとイキッタ言い方に聞こえるかもしれないけど、ほぼほぼ、制服をデザインして作ってくれた
そして、二次元の方を担当した
そして今、ぼくはこんなことしている場合ではないです。ボケーっとしている場合ではないです。
姉さん! ぼく、仕事をします。
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ぼくは、
ぼくは大慌てで自分の机のデスクチェアに座って、マウスをコロコロ転がして、モニターにある〝op06_01.txt〟と書かれたファイルのアイコンをクリックした。
そして、デスクチェアにあぐらをかいて座った。常日頃の鍛錬と、常日頃のお手入れで、可愛く鍛えた艶かしい太ももが
でもって、『女性向け学園ラブコメ(乙女ゲー)』というタイトルが書かれたテキストファイルの、〝キャラNo6 乙姫 湊(おとひめ みなと)〟の設定にガリガリと加筆した。さっき駆け巡った妄想を一字一句書き記した。
そして、フロッピーディスクのアイコンをクリックしてテキストファイルを保存すると、そのままイントラネット(よくわかんないけど会社でしか使えないインターネットだそうです)で繋がっているメッセージアプリで、さっき保存した〝op06_01.txt〟を添付して
ぼくは、くるりとデスクチェアを180度回転させて、
うっかりしていた。今のぼくは、〝
ぼくは、〝
男性社員がみんなぼくを見ていた。(具体的には、ぼくがめっちゃ自信がある、膝小僧を見る派と、ぼくのあざと可愛い表情を見る派の半々に分かれていた)
ぼくは、植物公園で
「みんなのエッチ!」
男性社員は、ほほを赤らめてカチンコチンに固まっていた。
ほくは、壁にかかった時計を見た。3時58分だった。
(そっか、
ぼくは、スリッパでもふもふとカーペットの上を歩き、仮眠室に行った。
そして思い出した。弊社は狭かった。故に、仮眠室の定員は1名だった。
具体的には、顔ががっつりおっぱいに挟まれていた。
そう、
ぼくは、コスプレイヤーとして、
そしてひとりの男性として、
ぼくがは、妬ましい
え? どうゆうこと?
鹿島さんの隣に、カメラを構えていろめきだった
え? どうゆうこと?
そしてその背後には、ニヤニヤと笑っている社員一同と、きょとんとしている可愛い
え? どうゆうこと?
そして、壁の時計はキッカリ4時を指していた。
ピピピピ……ピピピピ……
仮眠室のキッチンタイマーが鳴った。
「ぼ、ぼんばぁ、ぼばあーーーあ!」
(な、なんじゃ、こりゃーーーあ!)
そして、顔をおっぱいからすっぽり外すと、顔を真っ赤にした。
「さ、ささささ
珍しかった。
「ちょ! ちょっと!
「いいねぇ! たまんないねぇ! いつもは
ぼくは、後ろを振り向いた。社員全員にやにやと笑っていた。ひとりだけ、キョトンとしている
え? そういうこと?
「図書館行ってきます!」
多分、閉館まで避難するつもりだろう。
そんな
「現像よろしく。あ、面白いからその格好のままで。まだ、キャラを掴み切れてないようだからねぇ。あとトランクスはいただけない。最近で周りはじめた、〝ボクサーブリーフ〟にしなさい。あれならレディースもあるし違和感ない。黒ならスパッツに見えなくもない。無論、スパッツでも構わないがね?」
え? どういうこと?
この格好で商店街を歩くの??
というか、なんですぐに現像するの? 確かに商店街には、超特急で現像してくれるカメラ屋さんがある。今から大急ぎで行って現像をお願いすれば、
でも、なんでそんなに急ぐんだ?
まだからかい足りないの? どんだけ真性のドSなの??
「幼なじみとか、いいんではないかい?」
え? どういうこと?
「普段は頼り甲斐があって、主人公が困っていると
え? どういうこと?
「はっはっは! すぐに資料を現像したまえ! 同級生幼なじみキャラの資料なのだよ! 命令!」
え! そういうこと!?
メインキャラの一人を、
ぼくは、仮眠室で爆睡している
うつ伏せで、おっぱいを
今年からリメイクされた、最新の仮面ライダーのポーズだった。若い女性にも結構人気があって、
ぼくは大急ぎで、会社を出た。
そしてうっかり気がついてしまった。
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