14枚目 ふたりだけど、ふたりだけじゃない。 12/25AM 風音視点
父親は二人が魔法使いとして目覚めたと知った途端に失踪、その後母親が一人で支えたものの過労死した。それで今は二人だけっていうわけ。ただ、今は大丈夫。だってさ、
8.9.AM
雨「今日はクリスマスだぁー!」
今日は12/25!クリスマスだぁ!にしても今は朝の9時。早くね?
陽「クリスマスだぁー!」
雨「何やるかはもう決まってんだよなぁ!?」
雪「将棋でもしましょう」
風「what!?」
雪「予定なんて未定なんですよ、いいですね?」
風「アッハイワカリマシタ」ソウデスネ。
雨「3対1な」
風「さすがに3たい1じゃないとかてっこないからね、しかたないね」
陽「風音が1だけど?」
風「ん?」ちょっと何言ったかわからなかったんだけどなぁ?
陽「当然でしょ?」いやちょっと何言ってるかわからないんですが。
雪「ピザです」ピザだ。届いたらしい。
風「ピザか。…早くね?」
雪「別にいいでしょう美味しいんですから」
陽「美味しいしね」うん。
雨「それに美味しいからさ」…うん?
風「胃に対する暴力」
雨「知らんな」
雪「まあ食べましょう」
10.AM
おいしかった。明太マヨ。
風「おいしかった」完食である。
E「ですねー。」なんかおる。いつの間にか来とったんだが?
風「嘘つけ」お前食ってないだろ。
E「味覚くらいはあるんですよ?」
雨「ほんとかなぁ?」
陽「なんのピザだった?」
E「海鮮です。」 う そ つ け 。
雪「確かに海鮮でしたね」明太子は海鮮でした。
と、ドアがぁ!バァン!ってさぁ!
Di「のだ!」
Lu「です!」でぇたぁ!ばけもの、でぇたぁ!
雨「おし、将棋するか」
Di「のだ!?」
あら、そんなことしたらすぐすねてかえっちゃいますました。
雪「ようやくやる気になってくれましたか。いいですよ、やりましょう」
雨「盤もってこい」
雪「ですね。流石に頭の中だけは面倒です。いくらでもイカサマできますからね」
雨「いつもしている方が何を言ってるんですかねぇ」
11.AM
雨「勝てないんだが?」圧倒的。勝負時間15分。
雪「8枚、落としましょうか?」
雨「しばいていい?」
雪「そうですか、それではこの話はなかったことに」
雨「なまいきなこといってすいませんでしたはちまいといわずじゅうななまいおとしてくださいおねがいします」
雪「仕方ないですね。4枚落としますよ」
雨「ありがてぇ…」
風「 て の ひ ら ど り る w w 」
陽「 こ れ は ひ ど い w w 」
12.PM
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