9枚め Another Dimensionー5 そしてB面へのお誘い 風音視点 

 とうとう一周してきちまったよ。

風「It's a showtime!」

陽「遊び過ぎはいけませんゾ。」

雨「で?ここが俗に言う『魔王城』かね?」

雪「そのようですね」

雨「堂々と正面から入ろうぜ。じゃあドアでもノックして」

風「グロウパンチ!」

 どあはしんだ!じごくのごうかだ!

雨「なにこれ?(理解不能)」

風「まあいいじゃん。さーて、どうも魔王城のおえらいさん方!『ウェザーズ』でございます!さて今回はねぇ、魔王に死んでいただこう!と思いましてね!ここに来たわけなんですわぁ!」

陽「ハイ長文おつ。それと直球すぎん?」

風「コイツラバカだからこうでもしないとわからんのだよ!」

 あ、ようやく動き出した。予想どおりアホだなコイツラ。

陽「じゃあながめさん!やっちゃってくだサイヤ!」

雨「そうだよ」

陽「あんたやろやるの」

雨「ハハッ(*‘ω‘ *)」

風「じゃあながめさん!やっちゃってくだサイヤ!(リピート)」

雨「行くぜぇ!」


 3分後。


雨「お亡くなりになった魔王軍の皆様は紗雪が魔法材料として持ち帰ることにしましたぁ」

雪「エネ、転送できますか?」

E「無理です。ついでにそのスライムも返すか使うかしてください。」

雪「いやどす」

E「むりどす」

雪「なら諦めますか」

雨「そんな話をすれば魔王様のご登場、だ?」

魔「おぉぅ、腹がぁ」

雨「なんだこいつーよわそうだなー」

魔「吾輩は魔王である。名前は名乗らない。」

雨「何だこいつ。かざねさん?」

風「毒を仕込ませていただきましたぁ!さてぇ、ここからは格ゲースタイルで行きますよぉ!タイプはリュウで!」

雪「コマンドは?」

風「よろしく」

魔「おのれディケイドォ!このままでは終わらさんぞ!」

陽「我々が悪者みたいなんですが?」

雪「気のせいです。さて、行きますよ、風音さん!」


 No escape! Ready? Fight!


 少し並行してお送りします。

雪「→→中P↓+中K↓↘→+中P↓↘→+強P↓↘→↘↓↙←+強P強PK→→↓↘→↓↘+弱中強P!」

風「えーっと?前ダ、中P、下中K、キャンセル波動、スパキャン真空波動、ゲイザー!?で浮かしてセビキャン前ダで?滅昇竜!」

陽「まあ中Pから真空波動はまあおk。でゲイザー?別ゲー?餓狼?からセビキャン、ということはストⅣか。で滅昇竜。まあいいダメージ。っていうか10割超えてね?」


 Knock Out! You are the Winner! Windy!


風「オッケイ!滅殺!」

陽「ていうかWindyって誰?」

風「私。ちなみに陽菜はSunnyや」

陽「????」

 まあゆっくり話しているうちに魔王は爆散。派手だねー。で、エネ。


E「どうも。B面へのお誘いはいかがですか?」


 …もう一周することになりそうだ。

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