2枚め Welcome to Another Room!−2-陽菜視点-

 前回のあらすじ!エネとデルタを煽りまくった私達は二人の逆鱗に触れよくわからんところに叩き込まれたのだった!

雨「で?何を探せばいいんだっけ?」

雪「元の部屋と違うところです、長雨。」

雨「はい、ありがと。さて、捜索を始めますか」

 風音と一緒に首をぐるーっと回して部屋を一周見る。いつもの机、いつもの椅子、いつもの照明。物に違和感はないようだ。…ん?あ、へー。わかったわ。まあここで書くとネタが、、、ってなるから種明かしは長雨に任せようかな。同じように風音も理解したようで、

風「するのはお前一人だぞ」

雨「ゑ?」

風「だから、探すのはお前一人だって言ってんの」

雨「( ゚д゚)ハッ?」

陽「だね。私はもう答えがわかってしまいましたなのだぁ!」

風「おっ、陽菜もか?ちょっと一回確認しよう」


 少女確認中…


陽「おけ、一致した。ということは!まだわかってないのはA☆NA☆TA!だけ!というわけだぁ!」

雨「え?なにそれ。マジやばくね?」

雪「そうですね。まだわかっていないのは長雨だけのようです。」

雨「は?マジやばくね?」

陽「じゃ、がんばりたまへよ、少年」

雨「なんだと!?あたしは少年じゃなくて少女だ!間違えんな!」

 そこかよ。


※この時点ですでに答えは出ています。まあすぐにわかる程度のものだからね、仕方ないね。


 45分後…


雨「謎は8割解けた!」

 またやってるよ。ちなみに2割と5割のときもやっていた。

雪「一体今度は何が解ったんです、長雨。」

雨「特にモノに変化はない!」

雪「そうですか。風音、陽菜、何か飲みますか?持ってきますよ。」

風「バーボン。ロックで」

陽「私は麦茶、いやジャスミン入れて」

雪「はい、ふたりともジャスミンですね。承りました。」

風「ヒソヒソ(こいつは目の前に答えが転がっているというのにどうして気づかないんだ?)」

陽「ヒソヒソ(答えがモノだって思ってるんだよ、きっと)」

雨「謎は10割解けた!」

 おせえ。

風「ほーん?じゃあ明かしてもらおうじゃんよ」

雨「あたしは『ものを探せばいい』と思いこんでいたんだ。エネは『違うところ』と言っていたのに」

陽「はい、尺ないから巻きで、巻きでねー」

雨「紗雪の体の中身、デルタじゃないか!」

E「はい、正解です。理由は?」

雨「文字起こししたら"」"の前に"。"が付きそうな喋り方だったから」

E「はい、正解。ですが、遅い。」

雨「おし、終わったから帰ろ」

E「はい。じゃあ転送準備を。」

D「いやぁ、意外と面白かったですね。」

E「そうですね。」

 ということで、今回の話はこれでおしまい。次は…誰だっけ?


 …まあいっか。

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