第7話
先輩はスノボが好きだった。
冬になると、雪降らないかなぁ
なんてしょっちゅう言っていた。
そんなクリスマスデートの時
待ち合わせに私が遅れてケンカした。
先輩はなかなか機嫌が直らず、困っていた。
ご飯を食べに入ったお店で、クリスマスプレゼントの交換をした。
プレゼントはネックレスだった。
ありがとう、と伝えると
「それ、一応ダイヤなんだよね…その、結婚しようと思ってる」
先輩なりのプロポーズだったようだ。
そこから話がとんとん拍子に進み、先輩の異動に合わせて、私も移動し、同棲することになった。
ここからが悪夢の始まりなんだけどね。
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