第3話 遠足で・・エマージェンシー
さほど大きくない湖
浅瀬で子供達は水をかけあったりして遊んでいる
周りには木々やお花などがある
護衛役のミル達はグルグルと踊るように
子供達の周りの空中を回っていた
メイドのロボットであるアエラやミルクは 様子を伺いながら
大きな布やクッションを並べて
それから 用意してきた お弁当や飲み物を取り出してる
「クランベリーのジュース 林檎の炭酸水
サンドイッチ・・・
おにぎりに 卵焼き タコさんウインナー 野菜のマリネ
法蓮華入りの卵入りも・・緑茶」
「先程のリンゴを剥きますか?」「はいミルク アエラは了解しました」
「きゃあああ!」子供達の悲鳴
「どうしましたか?」
「ジャックにアニー、奈々子の姿が見えないの」
「ミル達が壊れた みんな水の中に落ちた」
「・・・これは?」
「・・マスターに連絡します」アエラは耳元のスイッチを押す
しばし後に 応答がある
「・・・どうした?」「マスター、異常事態です 確認をお願いします」
「・・・・・」
「・・地下からの侵入の痕跡がある 今 捜す
それに三人の子供達は・・」
すると・・水の中から長いミミズに似た
大型ロボットが二体
ぐったりとした子供の身体に巻き付いてる
「!!」
更には空を覆っていた透明なドームの一部が砕ける
ドームの外は 黒い空である
「放射能や汚染された空気が侵入です アエラは警告します」
ドームの中に侵入してきたもの・・
それは大型の虫の形をした攻撃型ロボット
「新型の改良型!!」
「マスター・・
攻撃型ロボットは またしても自己改良を続けてます
アエラは報告します」
攻撃型のロボットたちはアエラ達や子供達に向け
次々とレーザーを打ち込む
水に落ちたミルのうち三体が 再び動き出し
子供達を庇い 一体は破壊され
二体は 迎撃に移る
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