第52話 火薬の歴史(黒色 古代中国編)

9世紀ごろ


古代中国 道士達が錬金術ならぬ練丹術 不老不死の薬などの研究が始まり

数百年の努力の結果 出来たもの・・?



不老不死の薬は 『秦の始皇帝と徐福の話』でも有名ですが

その後の時代も引き継がれてゆき


こうした努力は 数百年にも及び 中国での薬学 科学などに大きく貢献しました



材料の3つの組み合わせに その中の硝石は 治療にも使われる場合もありました


不老不死の薬としては 当然違うものとなり

黒色火薬を口にして とんでもない大変な事態になったケースもあったようです


爆発の威力などに気がつき

火薬はそうして 戦時に使われるようになり 火薬兵器も作られるようになります



欧州に伝わったのは12世紀ごろと言われてます


アラビアでは硝石の事を「中国の雪」と呼びました


後にモンゴルが西への軍事活動で 火薬を使い 攻撃をしました

あるいは もう少し前 十字軍の時代とも? ギリシャの火という爆発物(手投げ火焔瓶のようなもの)が

十字軍関連の書籍にあります


日本でも元寇で火薬が兵器として使われています


火薬を使った兵器により 西欧諸国でも 取り入れられ 戦争の様相も大きく変化していきます

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