第27話 税金から出来た 美味なるウイスキー
今回は密造と税金から生まれたウイスキーです
錬金術師が作った まだ透明なお酒だった 命の水 アクア・ビデ(ラテン語)
イタリアなどから入り
スコットランドでは麦芽などからお酒を造る事になりました
スコットランドの地酒だった 初期のウイスキー
最古の記録としては 1490年代に王室に納められたそうで
修道院でも薬酒として製造されていたようです
酒に税金をかける法律が1644年に出来て
それは1820年頃まで続きます
スコットランドは イングランドに併合され 高い酒税がかけられて
山奥での密造が始まり ピート(麦芽乾燥)に
お酒を詰めた樽熟成などの偶然の出会いがあったのです
麦芽の乾燥には 溢れていたピートを燃料として使って
時間をかけた熟成とシエリー酒の樽を使った事による
(※山奥で簡単に動かせないなどの理由)
現代に通じる琥珀色に変化したモルトウイスキーの熟成方法が完成しており
税率が下がり 密造時代が終わった後は 政府公認の蒸溜所が出来ています
やがて近代化 新しい設備の蒸留器 連続式に
材料はトウモロコシ
これをモルトと混ぜ合わせ ブレンド 現代のウイスキーへと進化しました
他にも まだ透明な色だった初期のウイスキー
中世のイタリアなどの錬金術師が作っていたもの
アクア・ビデ(命の水)とも呼ばれ(この時は葡萄などが使われたようです)
スコットランドのゲール言葉 ウィシュケ・ベァハともあるようです
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