剥き出し
@sorapon52
第1話
私のうちは普通の家だと思ってた。
でも、なんか違和感を感じてる・・・
どんな違和感かって言う前に、自己紹介から!
私は高校1年生、勉強はまずまず運動もそこそこで劣等感は微塵もないって言いたいけど、体形がちょっとぽっちゃりさん。でもまあ他校の3年生と付き合ってるし割と楽しく過ごしてる普通の女子高生。
それで家族はというと両親、祖父母と弟と妹と私の7人家族です。
父が長男だった事で同居話が進んでしまい私が年長さんの秋に引っ越して3世代の大家族で暮らしてるの。
祖父母は会社勤めの経験なしのまま貧乏農家でおじいちゃんは出兵のトラウマのせいなのか昼間から焼酎ので嫁である私のお母さんをいじめてるような人で一言で言えば酒乱だった。
それで私たち兄弟は仲が悪く母親としか口を聞かないような関係だった。
そうなってくると家の空気は暗く悪くなり心がヒリヒリするような毎日をおくってた。
そんなある日、人生で初めての一目惚れを体験した。相手は高校の古文の先生で歳は私より一回り上でもう後光がさしてるんじゃないかと思うほど光輝いて見えたんだ。
先生と交わす会話は本当に楽しくて彼氏のことなんてどーでも良くなっちゃった。
剥き出し @sorapon52
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。剥き出しの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます