前編 馬に注いだ愛情を
今の日本を思えばまるでタイムスリップしたような、町里離れた村の生活をしている国の少年と馬との物語です!✌️
その家🏡では、少年は父、母、兄と四人家族でした🎵少年の家🏡は貧しくテレビもなければ、車もありませんでしたが、父の啓吾には夢がありました😃それは、家畜として育てていた馬🐴のオコウを馬力馬として、10歳まで育てて優秀賞をとり、その景品としてNISSANスカイラインクーペを頂いて家族旅行するという大きな願望を抱いてました🎵
啓吾は、お金をはたいて名のある馬🐴の子供、つまり名馬の子供を買いましたが木造会社の仕事が忙しく兄の啓司とお金を稼ぐ為に働く毎日でしたので、オコウの世話はほとんど少年の啓介に任せていたのです❗また、母も料理が上手だと認められ食堂のまかないを頼まれて仕事をしてました🎵啓介は、小学校に入った頃からずっとオコウの世話を父の啓吾から任されていましたが啓吾から「お前の馬🐴だ、将来は品評会に出す、愛情を持って立派に育てると良い」と言われ、父と兄に馬🐴小屋を造ってもらい、父に言われた通り一生懸命に愛情を持って小さい頃から育てました😃
啓介はオコウを可愛がりオコウと一緒に遊んだり、夜🌙✨もわらの上でオコウと一緒に寝たり食事も家族と離れオコウに草を与えながら一緒に食べました😃また、オコウの性格の良さやオコウの目から通じるものがあったのでしょう、オコウの優しさにすっかり惚れ、どの人よりもオコウを好きになり、オコウを愛するようになりました😃もうオコウなしでは、生きて行けなくなったのです❗
当選、啓介の日課はオコウ中心の日々となりました😃朝🌄はオコウが少しでも動いたなら、パッと目👀を開けてわらの上から「オコウ、おはよう」と声かけて、自分の食事も母が作った朝食☕🍞🌄をテーブルの上から馬🐴小屋まで持って来て、朝🌄に刈ったばかりの草を毎日毎日、雨☔の日も風の日も新鮮な草が生えている限り、オコウの為に続けたのでした😃
学校に行く時も「オコウよ、俺が学校に行っている間、元気で待っていろな☺️必ず早く帰って来るからな」と約束して学校に向かって走ってオコウの元へ帰って来たのでした😃
学校に行っても勉強はそっちのけ、頭の中はオコウのことばかり、授業中に寝ることも多く、先生に叱られバケツに水を入れられて、重くなったバケツを廊下で授業が終わるまで持たされる毎日。
家🏡に帰ればオコウの食事の草刈り、刈った草を集めて馬🐴小屋まで持って来て、さぁーそうすれば、啓介が一番😌🌸💓幸せ🍀なひと時のオコウとの散歩、これも毎日毎日、風が吹こうが、雨☔が降ろうが、雷⚡が鳴ろうが家の人に何を言われようが、毎晩毎晩、夕食🌃🍴もろくに捕らず深夜の10時頃までオコウと一緒に山の道を変わりがわりに歩いて帰って来る❗帰って来たら冷えきった食事をオコウと向かいあって食べる❗そして、わらの上に横になり疲れた身体でオコウとの語らいの時間、そのままわらにまみれて寝てしまう❗そんな日々が続いた😃
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